
待ち合わせの場所は、固定されやすい。この性質が、調査を成り立たせています。
前回の最後に触れた話を、詳しく書きます。
人の行動は、思っているより固定されます。そして、この性質が、調査を成り立たせています。
なぜ、固定されるのか
理由は3つあります。
1つ、安全だと分かっている場所を選ぶから。2つ、毎回考えるのが面倒だから。3つ、説明しやすい場所を選ぶから。
3番目が意外に大きいです。「あの店に寄っていた」と言える場所のほうが、都合がよいのです。

固定されやすいもの
実際に固定されやすいのは、次のものです。
- 合流する場所(駅、コンビニ、大きな駐車場)
- 車を停める場所
- 利用する施設
- 別れる場所
- 曜日と時刻
2番目が、いちばん固定されます。停めやすく、目立たない場所は限られているからです。
一度分かれば、次が読める
これが、調査の効率を決めます。
1回目に合流の場所が分かれば、2回目からはそこで待てます。職場から追う必要がなくなり、待ち時間が減ります。
待ち時間が減れば、費用が下がります。ですから、1回目の調査は、撮ることだけが目的ではありません。
一方、型が崩れることもあります。
- こちらが問い詰めたあと
- 相手方の生活が変わったとき(転居・転職)
- 季節や行事で予定が動くとき
1番目が、いちばん大きく崩します。これが、問い詰めないでくださいと書き続けている理由です。
定点化は、依頼者にも見える
この性質は、家からも確認できます。
帰宅の時刻が、毎週同じ曜日だけ遅い。特定の日だけ、車の走行距離が伸びる。この規則性が見えたら、それが型です。
ですから、記録を3か月続けていただくと、こちらが1日目からその場所で待てることがあります。
記録が、費用を下げる
何度も書いてきたことを、もう一度書きます。
費用を下げるいちばん確実な方法は、依頼者の記録です。安いプランを探すことでも、日数を削ることでもありません。
記録があれば、待ち時間が減ります。減った分が、そのまま費用になります。
そして、記録は無料でできます。今日から始められます。
定点化を確かめる方法
記録から型を見つける、具体的な方法を書いておきます。
カレンダーに、帰宅時刻だけを書き込んでください。数字だけで構いません。
3か月分たまったら、遅い日に印をつけてみてください。同じ曜日に印が並ぶことがあります。それが型です。
並ばない場合は、月末、給料日の後、連休の前といった条件で見てみてください。別の規則が出ることがあります。
走行距離という手がかり
もう1つ、地方ならではの手がかりがあります。
車の走行距離です。毎月の距離は、通勤だけならほぼ一定になります。
月に一度、メーターの数字を控えておいてください。それだけで、余分に走った月が分かります。
距離が伸びた月と、帰りが遅かった日を重ねると、かなり絞れます。手間はかかりませんので、試してみてください。
型が見えたら、その時点で判断が変わります。
動くべき日が決まりますし、動かなくてよい日も決まります。費用が読めるようになるのは、ここからです。
ですから、記録が3か月分たまった時点で、一度ご相談ください。見立てをお伝えできます。
型は、記録がなければ見えない
最後に、繰り返しになりますが書いておきます。
型は、頭の中では見えません。紙に書き出して、並べて、はじめて見えます。
「なんとなく金曜が多い気がする」と「12週のうち9週、金曜だけ23時を過ぎている」では、意味がまったく違います。
後者の形にできれば、こちらは1日目から動けます。書くだけで、それができます。
よくあるご質問
記録は、どのくらいの期間が必要ですか。
1か月分でも傾向は見えます。3か月分あれば、かなり絞れます。あるだけお持ちください。
型が崩れてしまいました。もう分かりませんか。
新しい型ができるまで、少し時間がかかります。記録を続けていただければ、また見えてきます。
毎日記録するのは、負担が大きいです。
毎日でなくて構いません。帰宅時刻だけを、週にまとめて書く形でも足ります。続けられる形にしてください。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。