
秋分を過ぎると、夕方の暗くなる時間が日ごとに早まります。明るさの変化は、撮影と見張りの組み立てに直接かかわります。
今日は秋分の日です。昼と夜の長さがほぼ同じになり、ここから冬に向けて夜が長くなっていきます。
秋分のころ、滋賀では夕方6時前に日が沈みます。夏には明るかった時間が、ひと月ほどで暗い時間に変わっていきます。
明るさが変わると、撮れるものが変わる
調査で撮る写真は、誰が、いつ、どこにいたかが分かるものでなければ意味がありません。顔や服装、建物の入口が写っていることが大事です。
明るい時間なら撮れた場面も、暗くなると撮り方を変える必要があります。夏と同じ時刻に同じ場所で待っても、秋には同じ写真が撮れないことがあります。
暗い場所で撮るための機材はありますが、機材だけで解決するわけではありません。立つ位置、待つ位置を、明かりの場所に合わせて変えていきます。

秋は、日が沈んでから真っ暗になるまでの時間も短くなります。夕方の薄明るい時間は、写真にとっては貴重な時間です。その短い時間に、どこで待つかを決めておくことが大事です。
暗さは、隠れやすさでもある
暗くなるのが早いことは、悪いことばかりではありません。調査員の姿が目立ちにくくなり、近い距離で見張れる場面も増えます。
相手の側も、暗い時間を選んで動くことがあります。夏には夜遅くだった合流の時刻が、秋には夕方に早まる。そういう変化が起きることもあります。
依頼する側に知っておいてほしいこと
季節が変わる時期は、夏の記録をそのまま当てはめないでください。夏に「夜8時ごろ」だった外出が、秋には「6時すぎ」に変わることもあります。
相談の際には、最近の外出の時刻を教えてください。いつの季節の話なのかが分かると、動く時間を正しく組み立てられます。
季節の変わり目は、下見を増やす
季節が変わる時期は、同じ場所でも見え方が変わります。夏には葉が茂っていた木が、秋には葉を落とし始める。街灯の明かりの届き方も、暗くなる時刻で違って見えます。
そのため、この時期は下見を増やします。相手が立ち寄りそうな場所を、実際に動く時刻に近い明るさで確かめておくのです。
下見の時間も費用のうちに入るのか、事務所によって扱いが違います。見積りの段階で、下見をどう扱うのかを聞いておくと、あとで行き違いがありません。
暗くなる時刻が変わる季節は、準備の差がそのまま結果の差になります。急ぎの依頼ほど、下見の時間を短くしないよう相談してください。
季節の変わり目は、相手の生活も少しずつ変わります。衣替え、行事、仕事の繁忙期。調査の組み立ても、その変化に合わせて見直していきます。
夏に一度相談して、秋になってから依頼する方もいます。その場合は、夏に聞いた話をそのまま使わず、最近の様子をもう一度聞かせてください。季節が変われば、見るべき時間も変わるからです。
暗い時間の写真でも、証拠になりますか。
人物が特定でき、場所と時刻が分かるなら、証拠として使える写真になります。暗さで顔が分からない写真は、証拠としての力が弱くなります。撮り方は、明るさに合わせて組み立てます。
冬のほうが調査はしやすいのですか。
しやすい点と、しにくい点があります。暗い時間が長いのは有利ですが、寒さや雪で動きが限られることもあります。季節ごとに、組み立て方を変えています。
夜の調査は、昼より費用が高くなりますか。
事務所によって違います。夜間の割増を設けているところもあります。見積りの段階で、時間帯によって単価が変わるかどうかを確かめてください。
雨の多い時期は、調査に向きませんか。
雨の日は視界が悪く、撮影の条件は厳しくなります。一方で、人が傘で顔を隠すため、調査員も目立ちにくくなります。天気の予報を見ながら、動く日を相談して決めることもあります。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。