私立探偵 望月
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祖父母と孫の関係は、夫婦の結論と分けて考える

その後 2026.09.21
祖父母と孫の関係は、夫婦の結論と分けて考える

夫婦の関係がどうなっても、子どもにとって祖父母は祖父母です。敬老の日に、少しだけ考えておいてほしいことを書きます。

今日は敬老の日です。孫の顔を見に行く、電話をかける。多くの家で、祖父母のことを思い出す日だと思います。

夫婦のあいだに問題を抱えていると、この日が少し重く感じられることがあります。相手の親に会うのがつらい。子どもを連れて行くべきか迷う。

子どもにとっての祖父母

夫婦の関係がどうなっても、子どもにとって祖父母は祖父母です。かわいがってくれた記憶、一緒に過ごした時間は、子どもの中に残ります。

夫婦の結論と、祖父母と孫の関係は、できるだけ分けて考えてください。そのほうが、子どもの負担は小さくなります。

相手の親に腹が立つこともあると思います。息子や娘の味方をされた、事情を知っていたのに黙っていた。そういう気持ちが出てくるのは自然なことです。

孫と祖父母のつながりは、大人の事情とは別のところで育ってきたものです。

祖父母の側も、息子や娘の家庭に何が起きているのか分からず、戸惑っていることがあります。孫に会えなくなるかもしれないと、不安を抱えていることもあります。

会わせ方を、いま決めなくていい

結論が出ていない段階で、「もう会わせない」と決める必要はありません。行事への参加を少し控える、滞在の時間を短くする。距離の取り方には、いくつも段階があります。

離婚を選んだ場合も、祖父母と孫が会う機会をどう持つかは、話し合いで決めていくことができます。親どうしの面会交流とは別に、祖父母との交流を取り決める家族もあります。

相手の親に、事情を話すかどうか

事情をどこまで相手の親に話すかは、慎重に考えてください。話したことで味方になってくれる場合もあれば、関係がこじれる場合もあります。

話すなら、感情をぶつける場ではなく、子どものことをお願いする場として。そう決めておくと、言いすぎを防げます。

今年の敬老の日を、無理に例年どおりに過ごさなくても構いません。電話を一本かけるだけ、手紙を送るだけでも、子どもと祖父母のつながりは続いていきます。

子どもの口から出る、祖父母の話

夫婦のあいだが揺れている時期でも、子どもは祖父母の話をします。おばあちゃんの家で食べたもの、おじいちゃんと行った場所。

その話を、いやな顔をせずに聞いてあげてください。子どもは、大人の顔色を見て、話していいことと悪いことを分けるようになります。祖父母の話をしてはいけない、と感じさせてしまうと、子どもは大切な思い出まで口にしなくなります。

聞くのがつらい日は、「そうなんだ、よかったね」と短く返すだけで十分です。子どもにとっては、話を受け止めてもらえたことが大事なのです。

大人のあいだの問題を、子どもの思い出の中にまで持ち込まない。それだけで、子どもの心はずいぶん守られます。

祖父母との時間は、子どもにとって、家の外にある安心できる場所でもあります。その場所を残しておくことが、子どもが大人の変化を乗り越える支えになります。

相手の親が、事情を知っていて黙っていました。子どもを会わせたくありません。

その気持ちは自然なものです。ただ、会わせないと決めるのは、少し時間を置いてからでも遅くありません。まずは会う回数や時間を減らすところから考えてみてください。

離婚したあとも、祖父母と孫が会うことはできますか。

話し合いで決めることができます。取り決めを文書に残しておく家族もあります。具体的な進め方は、弁護士や家庭裁判所の相談窓口で確かめてください。

相手の親から、事情を聞かれたらどうすればいいですか。

答えられる範囲だけ答えて、細かいことは今は話せない、と伝えて構いません。話し合いの途中で親が間に入ると、かえってこじれることもあります。話すのは、自分の気持ちが整ってからで十分です。

自分の親に、事情を話すべきでしょうか。

話すかどうかは、親の性格や距離感によります。すぐに相手の家へ乗り込むような親なら、少し待ったほうがいいこともあります。話すなら、子どもの世話を頼む、など手伝ってほしいことを決めてから話すと、親も動きやすくなります。

調べると決めていなくて、構いません。

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