
一度話したことを、次の相談でまた最初から話さなければならない。そうならないために、相談の中身をどう扱う事務所かを見ておいてください。
探偵への相談は、一度で終わらないことがよくあります。最初は様子を聞くだけで、何週間かたってからもう一度連絡する。そういう流れは珍しくありません。
そのとき、前に話したことを覚えてもらえているかどうかで、相談のしやすさは大きく変わります。
また最初から話す負担
つらい話を何度もくり返すのは、それだけで疲れます。夫の帰りが遅くなった時期、気づいたきっかけ、これまでのやりとり。
前回の相談の中身が残っていれば、二度目の相談は「その後どうなったか」から始められます。相談を記録に残す事務所は、依頼者の負担を減らそうとしている事務所です。

特に、証拠をどう使いたいのか、離婚を考えているのかどうかといった話は、何度も説明するのがつらいものです。一度話したことを踏まえて進めてくれる事務所なら、相談そのものの負担が軽くなります。
記録の扱い方も聞いておく
記録を残すということは、個人の事情が事務所に残るということでもあります。どこに、どう保管するのか。誰が見られるのか。
探偵業法には、業務で知った秘密を守る義務が定められています。ただ、保管のしかたは事務所ごとに違います。紙で残すのか、データで残すのか。依頼しなかった場合、記録はどうなるのか。
こうしたことを聞いたときに、はっきり答えられる事務所を選んでください。
依頼しなかった場合の記録
相談だけで終わったときに、記録を消してほしいと思う方もいます。その希望に応じてもらえるかどうかも、聞いておくとよいことの一つです。
記録を残すかどうかを、先に本人に確かめてくれる事務所なら安心です。残さないでほしいと伝えたとき、控えたメモまで処分してもらえるかも聞いておきましょう。
相談の記録は、依頼者のためのものです。事務所の都合で残すものではありません。
二度目の相談で、見えてくること
二度目の相談は、事務所の姿勢がよく見える場でもあります。前回の話を踏まえて質問してくれるか。前回と同じことを、また一から聞いてくるか。
前回の相談から時間がたっているなら、その間に何が変わったかを聞いてくれる事務所は、依頼者の状況を追いかけようとしています。
逆に、二度目の相談で、すぐに契約の話ばかりになる場合は、少し立ち止まってください。前回の話を覚えていないまま、決まった料金表を出しているだけかもしれません。
相談の記録は、事務所の都合のためではなく、依頼者の話を正しく受け止めるためのものです。その違いは、二度目の相談で分かります。
話しやすい事務所かどうかは、料金表だけでは分かりません。一度目と二度目の相談を比べてみることは、事務所選びの確かな方法の一つです。
相談の内容を、家族に知られることはありませんか。
事務所から、ご本人以外に相談の内容を伝えることはありません。連絡の方法や時間帯も、ご本人の希望に合わせます。郵便物を送ってほしくない場合も、先に伝えてください。
前に相談した事務所とは別の事務所に、同じ話をしてもいいですか。
構いません。ほかの事務所に相談したこと、そのとき言われたことも、話していただけると助かります。前の相談で分かっていることがあれば、同じ説明をくり返さずに済みます。
相談の記録を、自分でも残しておいたほうがいいですか。
残しておくと役に立ちます。いつ、どこに相談し、何を言われたか。見積りの金額や、勧められた調査の日数。自分用の短いメモがあれば、複数の事務所を比べるときにも迷いません。
相談の途中で、話したくないことがあったら、どうすればいいですか。
話したくないことは、話さなくて構いません。「そこはまだ言いたくない」と伝えてください。必要なことだけを、話せる順番で聞いていきます。無理に聞き出すことはありません。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。