
スマホの共有カレンダーで家族の予定を管理している家庭が増えました。書かれている予定より、書かれなくなった予定に目を向けてください。
スマホのカレンダーを家族で共有している家庭が増えました。子どもの行事、病院、仕事の遅番。書いておけば、みんなが見られます。
便利な道具ですが、疑いを抱えているときには、別の見え方をすることがあります。
書かれなくなった予定
これまで細かく予定を書いていた相手が、ある時期から書かなくなる。飲み会も出張も、以前は入っていたのに、最近は空白ばかり。
一方で、帰りが遅い日や、休日に出かける日は減っていない。予定表の空白と、実際の不在が釣り合わなくなったときが、ひとつの目安です。
書くのが面倒になっただけ、ということもあります。忙しい時期には、共有の予定表を開く余裕がなくなる人もいます。

予定表の変化は、一か月ほど続けて見てはじめて形が見えてきます。一週間だけ空白が続いても、たまたま書き忘れていただけ、ということもよくあります。
個人の予定表に移った可能性
共有のカレンダーから予定が消えた場合、別の、自分だけの予定表に移していることがあります。仕事用のアカウントや、別のアプリです。
ただ、相手のスマホを開いて確かめるのは避けてください。無断で見ることは、あとで自分が責められる材料になりえます。
記録のつけ方
共有の予定表に書かれていた予定と、実際に相手が家にいなかった日を、自分の手帳に並べて書いてみてください。
書かれた予定どおりの不在は、気にしなくて構いません。書かれていない不在がどれだけあるか。それが月にどのくらいか。数えてみると、気持ちだけで考えていたときよりも、状況がはっきり見えてきます。
空白の不在が数えるほどもなければ、気のせいだったと分かります。それもまた、大事な答えです。
共有をやめたい、と言われたとき
予定を書かなくなるだけでなく、「もう共有はいいんじゃない」と、共有そのものをやめようと言われることもあります。
そのとき、強く反対すると、相手はかえって理由を作ります。子どもの予定だけは共有を続けよう、と提案するくらいにしておいてください。
共有をやめる理由が「面倒だから」なのか、「見られたくない予定があるから」なのか。言葉からは分かりません。やめる時期と、ほかの変化が重なっているかどうかで見ていきます。
共有の道具が変わっても、記録をつける習慣は自分の手元に残せます。予定表が見られなくなったら、自分の手帳に、相手がいなかった日を書き続けてください。
予定表は、家族の暮らしを回すための道具です。疑いの道具としてだけ見るようになると、家族の予定まで見るのがつらくなります。確かめる目と、暮らしを回す目を、できるだけ分けてください。
共有カレンダーの編集履歴を見るのは、問題になりますか。
家族で共有しているカレンダーを、共有された範囲で見ることは、ふだんの使い方の一部です。ただ、相手のアカウントに入り込んで個人の予定表を見るのは、してはいけないことです。共有の範囲を超えないでください。
予定を書かなくなったことを、指摘してもいいですか。
「最近書いてないね」と軽く言う程度なら構いません。問い詰める口調になると、相手は共有そのものをやめてしまいます。そうなると、見えていたものまで見えなくなります。
相手の予定を知るために、新しい共有アプリを入れてもらうのはどうですか。
相手が納得して使うなら問題ありませんが、確かめるための道具として勧めると、目的が伝わってしまいます。無理に入れてもらうより、今ある記録を続けるほうが確かです。
子どもの予定まで書かなくなったら、何か意味がありますか。
忙しさで家族の予定全体に手が回らなくなっている場合もあります。子どもの予定まで空白なら、疑いより先に、相手の仕事や体調の変化を気にかけてみてください。変化の理由は一つとは限りません。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
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