
行動には理由があります。場所の選び方から、関係の段階が見えることがあります。
尾行をしていて気づくことがあります。
関係が進んでいる二人は、喫茶店にあまり入りません。理由を考えると、いくつか見えてきます。
理由1 時間の使い方
会える時間が限られているからです。
仕事のあとの2時間、3時間。その時間を、店の中で過ごすのはもったいない。そう考える段階に入っています。
初期であれば、話すことが目的なので、店に入ります。段階が進むと、目的が変わります。

理由2 人目
店の中は、明るくて、人がいます。
知り合いに会う可能性があります。地方では、この可能性が都市部よりずっと高いです。
ですから、地元から少し離れた場所を選ぶ、あるいは店そのものを避けるという動きになります。
これは、直接的な理由です。
店の中では、触れ合えません。そのために、車や部屋を選ぶことになります。
逆に言えば、店に入っている段階は、まだそこまで進んでいない可能性があります。
では、どこにいるか。多いのは次の場所です。
- 車の中(駐車場、河川敷、大きな公園)
- どちらかの部屋
- 宿泊施設
- 少し離れた市外の店
1番目が、地方ではとくに多いです。車社会だからです。
車の中は、外から見えにくい
調査の側から見ると、車の中は難しい場所です。
中の様子は、外から見えません。そして、車内の様子を撮ることは、原則としてしません。プライバシーの問題が生じますし、そうして得たものは扱いが難しくなります。
ですから、記録するのは、乗り降りの場面と、停まっていた時間です。
もう1つ、実務の話をします。
一度でも場所が分かると、次が読みやすくなります。待ち合わせの場所は、固定されやすいからです。
この話は、次回に詳しく書きます。
地方ならではの事情
場所の話を、地域の面から書いておきます。
地方では、店の数が限られています。そして、知り合いに会う確率が高い。
ですから、市外まで移動する形が多くなります。長浜から彦根へ、彦根から大津へ。あるいは、県外まで出ることもあります。
この移動そのものが、記録として意味を持ちます。わざわざ遠くまで行く理由は、限られていますので。
車社会であることの意味
もう1つ、地方の特徴です。
移動のほとんどが車です。これは、調査の側から見ると、やりやすい面とやりにくい面の両方があります。
やりやすいのは、車が特定できることです。車種、色、ナンバー。一度分かれば、遠くからでも識別できます。
やりにくいのは、車の中が見えないことと、追跡が難しいことです。信号ひとつで離れます。
ですから、追うより、行き先を先回りする形を取ることがあります。型が分かっていれば、これができます。
待ち合わせに使われる場所
実際に使われることが多い場所を、挙げておきます。
大きな駐車場のある店、道の駅、河川敷、大型の商業施設の立体駐車場。いずれも、車を停めても目立たない場所です。
こうした場所が生活圏にある場合、そこが候補になります。心当たりがあれば、教えてください。
入る店から、分かること
店に入る場合でも、選び方に特徴が出ます。
生活圏から離れている、駐車場が広い、個室がある、遅くまで開いている。この条件がそろう店が、繰り返し使われます。
ですから、一度その店が分かると、次に待つ場所が決まります。1回目の調査が、この意味でも大事になります。
お心当たりのある店があれば、相談のときに教えてください。それだけで、絞り込みが進みます。
よくあるご質問
食事をしているだけの写真では、意味がありませんか。
単体では弱いですが、日時の記録としては使えます。ほかの記録と重ねると意味が出ます。
車の中の様子は、撮ってもらえないのですか。
撮りません。プライバシーの問題があり、得たものが使いにくくなるためです。乗り降りと滞在時間を記録します。
市外まで追ってもらえますか。
対応できる範囲であれば追います。遠方に及ぶ場合は、事前にご相談させてください。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。