
距離があることで、油断が生まれます。そして、確かめにくくなります。
単身赴任のご家庭からの相談も、少なくありません。
距離があることで、状況が変わります。その特徴を書きます。
見えない時間が、圧倒的に長い
これが、いちばん大きな違いです。
同居していれば、帰宅の時刻や持ち物から分かることがあります。単身赴任では、そのすべてが見えません。
ですから、依頼者が持っている情報が、極端に少なくなります。

本人の側から見ると、条件がそろっています。
- 自分の部屋がある
- 帰宅時刻を誰も見ていない
- 休日の予定を説明する必要がない
- 地元の知り合いがいない
4番目が大きいです。知られる心配がないので、行動が大胆になります。
一方で、家に帰ってきたときに変化が出ます。
- 帰省の回数が減る
- 滞在の日数が短くなる
- 帰省中も、連絡を気にしている
- 帰る日を、直前まで決めない
4番目は、あちらの予定と調整している可能性があります。
確かめ方が変わる
調査の面では、難しくなる点と、やりやすくなる点の両方があります。
難しいのは、こちらが現地に行く必要があることです。移動の費用と時間がかかります。
やりやすいのは、生活圏が狭いことです。職場と部屋の往復が基本ですので、行動の型が分かりやすい。
費用の抑え方
遠方の場合、費用が問題になります。抑え方を書きます。
まず、帰省のタイミングに合わせないこと。帰省中は、あちらでは何も起きません。
次に、日を絞ること。金曜の夜、連休の前。ここに集中させます。
そして、1回で複数日を続けて入る形にすると、移動の費用が1回で済みます。
依頼者からの情報
この場合、依頼者から取れる情報が限られます。
それでも、次のことは分かるはずです。連絡の頻度、返信の速さ、電話に出ない時間帯、帰省の予定の決まり方。
とくに、電話に出ない時間帯は手がかりになります。曜日と時刻を記録しておいてください。
赴任が終わるとき
最後に、時期の話をします。
赴任が終わって戻ってくる時期は、1つの区切りになります。関係が終わることもあれば、続くこともあります。
戻ってきてからの生活が、前と同じかどうか。ここを見てください。戻ってからも遠出が続くようなら、続いている可能性があります。
帰省したときに確かめること
帰ってきたときが、いちばん確かめやすい時期です。
荷物の中身、洗濯物、レシート、車の走行距離。持ち帰るものには、向こうでの生活が出ます。
また、帰省中の連絡の様子も見てください。特定の時間に席を外す、通知を気にする、といった動きが出ることがあります。
この期間の記録が、次にあちらで動く日を決める材料になります。
赴任先での生活圏
調査の面では、生活圏の狭さが助けになります。
職場と部屋の往復が基本ですので、そこから外れた動きが目立ちます。
ですから、まず1日、通常の行動を確かめる日を設けることがあります。通常が分かれば、外れた日が分かります。
遠方の場合、この1日をどう使うかで、全体の費用が変わります。
戻ってきてからの記録
赴任が終わったあとについて、もう少し書きます。
戻ってきてからの3か月が、いちばん分かりやすい時期です。続いていれば、必ず遠出が出ます。
距離が離れた分、会うのに時間がかかるためです。休日の外出、走行距離、帰宅時刻。この3つを見てください。
3か月変わらなければ、終わっている可能性が高いです。それも1つの結果として、受け取ってください。
よくあるご質問
赴任先が遠方です。対応してもらえますか。
距離によります。対応が難しい場合は、そう申し上げます。近畿・東海の範囲であれば、ご相談ください。
帰省中に確かめられることはありますか。
あります。持ち物、洗濯物、連絡の様子。この期間の記録が、次の判断材料になります。
費用がかなりかかりそうで、不安です。
日を絞って、続けて入る形にすると抑えられます。まず記録を整えるところから、一緒に始めましょう。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。