
夜勤やシフト勤務の方は、生活時間が不規則な分だけ、兆候が埋もれやすくなります。見方を変えて書きます。
「夜勤があるので、生活時間が不規則で」というのは、ご相談の中でよく聞く言葉です。
看護や介護、工場のシフト、運送の仕事。生活時間が不規則な方ほど、確かめにくいというご相談を受けます。
決まった時間に帰ってこない、決まった曜日に休みがない。こうした生活そのものが、判断を難しくしています。
同じ「不規則」でも、日勤と夜勤が交互に入れ替わる方と、完全に昼夜が逆転している方とでは、確認の仕方も変わってきます。
普通の生活パターンが通じない
一般的な浮気の兆候として語られることの多くは、「夜の外出が増えた」「休日の予定が増えた」といった、決まった生活時間を前提にしています。
夜勤やシフト制の方は、もともと生活時間が不規則です。兆候として語られる変化が、埋もれてしまいます。
世間でよく言われる兆候のチェックリストが、そのまま当てはまらないことは珍しくありません。基準を自分の生活に合わせて考え直す必要があります。

シフト表そのものが、材料になる
一方で、シフト制ならではの手がかりもあります。シフト表です。
「今日は夜勤のはず」の日に、別の場所にいる。これは、決まった時間で動く人よりも、かえって分かりやすい矛盾になることがあります。
ただし、シフトが直前で変わる仕事も多くあります。急な変更を、浮気の証拠だと決めつけないでください。
シフト変更の理由を、あとから穏やかに確認できる関係であれば、それだけで安心につながることもあります。勤務先によっては、シフトの管理アプリを使っている場合もあります。共有されている範囲であれば、記録として残しておくと役立ちます。
疲れと、変化の見分けがつきにくい
夜勤明けの様子がおかしい、と感じる方もいます。ただ、それは単純な疲労である場合も多いです。
不規則な勤務そのものが、心身に負担をかけます。その負担と、気持ちの変化を、切り分けて見るのは簡単ではありません。
体調と気持ちの両方が沈んでいる時期は、誰にとっても見分けがつきにくいものです。夜勤という働き方自体が、心身への負担が大きいことは、多くの場面で指摘されています。その負担をまず認めることが、見分けの出発点になります。
調査する側にも、工夫が要る
こちら側の話をすると、シフト制の対象者は、行動確認の計画も立てにくくなります。
決まった曜日・時間に動く方であれば、効率よく日程を組めます。シフトが不規則だと、事前にシフト表の傾向を伺ってから、日を絞ることになります。シフトの傾向をつかむまでに、何度か様子を見る日が必要になることもあります。効率よりも、確実さを優先して組み立てます。
まず、シフト表を残しておく
今の調査を考えていない方にも、お伝えしたいことがあります。シフト表は、写真でもいいので残しておいてください。
あとで振り返るときの材料になります。記録は、疑うためではなく、あとで自分の記憶を確かめるために残すものです。
何気なく残していた記録が、あとになって役に立つことは少なくありません。スマホで写真を撮っておくだけでも構いません。形式にこだわらず、まず残すことを優先してください。
夜勤明けにそのまま眠ってしまう日と、外出する日の違いを、ふだんから何となく把握しておくだけでも、判断の助けになります。
深夜から早朝にかけての確認は、明るい時間帯より人員の負担が大きくなります。その分、見積もりにも反映されます。
共働きで互いのシフトがすれ違う家庭では、すれ違うこと自体は珍しくありません。すれ違いと、隠していることは、別の話です。
生活リズムが特殊だからと、確認をあきらめる必要はありません。合わせ方を変えるだけのことです。
よくあるご質問
シフトが不規則だと、調査の費用は高くなりますか。
日程を絞りにくい分、確認の日数が増える傾向はあります。事前にシフトの傾向を伺い、見積もりに反映します。
夜勤の日に合わせて調査してもらえますか。
対応できます。シフト表や、おおよそのパターンを伺ったうえで、日程を組みます。
本人にシフト表を見せてもらうよう頼んでもいいですか。
自然に共有されているものであれば問題ありません。無理に聞き出す必要はありません。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。