
長い休みが近づくと、予定の決め方に変化が出ることがあります。予定そのものより、決め方の順番を見てください。
長い休みが近づくと、家の中で予定の話が増えます。どこへ行くか、誰と会うか、何日は家にいるか。
その話し合いの中で、相手がいつもより早く、自分の予定を固めたがることがあります。「この日とこの日は空けておいて」と、先に線を引いてくる形です。
予定を早めに決めること自体は、悪いことではありません。几帳面な人なら、毎年そうしているはずです。
見てほしいのは、決め方の順番
気にしてよいのは、例年と順番が違う場合です。去年までは家族の予定を先に決めて、そのあとで自分の用事を入れていた。今年は自分の用事が先で、家族の予定はその残りに入れられている。
もう一つは、中身をあまり話さない予定が一つだけあることです。「その日は友だちと」「会社の人と少し」。ほかの日は細かく話すのに、その日だけ輪郭がぼやけています。
予定の中身より、決めるときの熱の入り方の差に、変化は出やすいものです。

今の段階で、しておくこと
この段階では、問いただす必要はありません。相手が挙げた日付と、そのときの言い方を、短くメモしておくだけで十分です。
連休が終わったあとに、その日の実際の過ごし方を聞いた話と並べてみてください。予定を話したときと、あとで聞いた話が食い違っていないか。見るのはそこだけです。
食い違いがなければ、それで終わりにしてよい話です。予定を早く決める人は、ただ段取りのいい人であることも多いのです。
決めつけないための一行
メモには、事実と自分の気持ちを分けて書いてください。「9月21日は会社の人と、と言った」は事実です。「怪しい」は気持ちです。
気持ちの行が増えてきたら、少し休む合図です。事実の行だけが静かに増えていくなら、それはあとで役に立つ記録になります。
家族の予定を、こちらから先に置いてみる
相手の決め方が気になるときは、こちらから家族の予定を先に出してみるのも一つの方法です。「21日は子どもたちと出かけたいから、空けておいてね」と、ふだんどおりの調子で伝えます。
そのときの返事に、変化が出ることがあります。すぐに「いいよ」と言えるのか。少し間があって、別の日を提案してくるのか。どうしてもその日だけは動かせない、と言うのか。
どの返事が返ってきても、その場で理由を問いただす必要はありません。返事の中身と、そのときの様子を、あとでメモに残しておくだけで十分です。
こちらの予定を置いたときに、相手がどこを守ろうとするのか。守ろうとした日が、あとで記録と重なるかどうかが、次の手がかりになります。
連休は、家族にとって楽しみな時間でもあります。記録をつけながらも、子どもとの予定や自分の休みは、できるだけいつもどおりに過ごしてください。疑いに休みを全部持っていかれないことも、大事なことの一つです。
連休の予定を細かく聞くと、怪しまれませんか。
例年と同じ程度に聞くなら、気づかれることはまずありません。急に質問が増えたときに、相手は身構えます。いつもの自分の聞き方を変えないことがいちばんです。
予定を話さない日が一日だけある、という場合はどう考えればいいですか。
それだけで何かを決めることはできません。ただ、次の連休や週末にも同じ形が繰り返されるなら、記録として意味を持ち始めます。一回で判断せず、形がくり返されるかを見てください。
毎年、連休の予定は相手が決めてきました。こちらから予定を出すと不自然ですか。
急にすべてを決めようとすると不自然に映ります。一日だけ、子どもの用事など自然な理由のある予定を先に伝える程度にしてください。ふだんの家族の会話の範囲に収まっていれば、相手が身構えることはまずありません。
連休のあとに、記録をどう見返せばいいですか。
休みが明けて数日たってから、落ち着いた時間に見返してください。予定を聞いたときのメモと、あとで聞いた話を一行ずつ並べるだけで十分です。食い違いがあった日にだけ印をつけておくと、次に見るべきところが分かります。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。