
ここから15回は、実際に見てきた形を書きます。まず、いちばん多い社内の場合から。
ここから15回は、実際にどういう形が多いのかを書きます。
相談の中で、いちばん多いのが社内の関係です。理由と、行動の特徴を書きます。
なぜ、社内が多いのか
理由は単純です。時間を一緒に過ごしているからです。
週に5日、1日8時間以上。家族より長い時間を、同じ場所で過ごしている。共通の話題があり、共通の苦労があります。
そして、会うための理由を作らなくて済みます。ここが大きいです。

「会社帰りの合流」という形
典型的な形があります。
一緒に会社を出るのではなく、別々に出て、少し離れた場所で合流する。駅の1つ手前、コンビニの駐車場、少し離れた通り。
この形になるのは、社内の目を避けるためです。ですから、調査でも、職場の前ではなく、その少し先を見ることになります。
時間帯の特徴
社内の関係には、時間の特徴があります。
- 平日の夜(18時から22時ごろ)が中心
- 休日は動かないことが多い
- 残業や会議を口実にしやすい
- 金曜より、水曜や木曜が多いことがある
4番目は、意外に思われるかもしれません。金曜は家族の予定が入りやすいためです。
確かめやすい点
社内の場合、確かめやすい点があります。
会社の行事や、実際の残業の状況です。「今日は会議で遅くなる」と言った日に、本当に会議があったかどうか。
同じ会社に知り合いがいる場合、分かることがあります。ただし、こちらから聞いて回ることはしません。伝わるからです。
職場に伝えるかどうか
ここが、社内の場合の難しいところです。
職場に伝えれば、関係は終わります。ただ、相手方が退職すれば、収入がなくなり、慰謝料が取れなくなります。
そして、配偶者の側の立場も悪くなります。同じ職場であれば、こちらの家計にも影響します。
伝えるかどうかは、着地点と、経済的な影響を見て決めてください。感情で決めると、あとで後悔することがあります。
調査の組み立て
社内の場合、調査は組み立てやすい部類です。
職場の場所が分かっており、退勤の時刻もおおよそ読めるからです。あとは、どこで合流するかを見つけるだけです。
1日入って合流の場所が分かれば、次からはそこで待てます。日数が短く済むことが多いです。
社内の場合に、気をつけること
調査の面で、社内の関係には注意点があります。
職場の敷地内では、動きません。建物や駐車場は、その会社が管理する場所です。立ち入れば、別の問題になります。
ですから、公道から見える範囲で待ちます。出口が複数ある場合は、そこで人数が要ります。
また、同僚に見られると、噂として本人に伝わります。地方では、その速度が速いです。距離を取って動くのは、このためです。
社内の関係は、終わりにくい
もう1つ、知っておいていただきたいことがあります。
社内の関係は、終わらせても、また戻りやすいという面があります。毎日顔を合わせるからです。
ですから、修復を目指す場合でも、書面での約束が要ります。接触しないという約束を、どこまで書けるか。同じ職場では、限界があります。
相手方が異動や退職をしない限り、完全に切れない場合もあります。その前提で、条件を考えることになります。
よくあるご質問
相手方が誰かは、だいたい見当がついています。
見当があると、確かめが早く済みます。ただ、思い違いのこともありますので、決めつけずに確認します。
職場に伝えずに、関係を切らせられますか。
できます。弁護士から相手方に通知し、接触しない約束を書面にする形です。職場に伝える必要はありません。
配偶者と同じ職場です。どうすればいいですか。
ご自身の立場にも影響します。慎重に進める必要がありますので、事前にご相談ください。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。