
関係が進む順番には、型があります。どの段階にいるかで、調査のしかたが変わります。
関係が進む順番には、だいたいの型があります。
どの段階にいるかで、調査の組み立てが変わります。ですから、この話は実務にも関わります。
よくある順番
見てきた範囲で、次のような順で進むことが多いです。
- 仕事の話をする関係
- 個人的な連絡先を交換する
- 複数人での飲み会で、距離が縮まる
- 二人だけで食事に行く
- 車で送るようになる
- 二人で出かける(休日、遠出)
3番目が、転換点になることが多いです。

なぜ、飲み会なのか
理由は3つあります。
1つ、複数人の場なので、二人で会うことに理由が要らない。2つ、普段話さないことを話す。3つ、そのあと「送っていく」という形が自然に作れる。
3番目が大きいです。二人きりになる最初のきっかけが、ここで生まれます。
家から見える変化
この段階で、家から見える変化があります。
- 飲み会の回数が増える
- 帰宅の時刻が、以前より遅くなる
- 誰と行ったかを、言わなくなる
- 翌日の様子が変わる
3番目が、いちばん分かりやすい変化です。以前は「◯◯さんと」と言っていた人が、「会社の人と」になる。
段階によって、調査が変わる
ここが実務の話です。
段階が早い場合、まだ二人で出かける形になっていないことがあります。この段階で調査に入っても、食事の場面までしか撮れません。
一方、段階が進んでいれば、行動の型ができています。型があれば、日を絞れます。
早すぎる調査は、もったいない
ですから、こう申し上げることがあります。
「いまはまだ、記録を続けるほうがよいかもしれません」。段階が進んでいない時期に動いても、費用がかかるだけになることがあります。
ただし、これは判断が難しいところです。待つあいだに進むのも事実ですので、状況を見て決めます。
進み方には個人差がある
型があると書きましたが、当てはまらないこともあります。
最初から二人で会う場合、社外の関係の場合、昔からの知り合いが再会した場合。この場合は、順番が違います。
ですから、型に当てはめすぎないようにしています。あくまで、傾向として頭に入れておく程度です。
社外の関係の場合
社内以外の形も、書いておきます。
習い事、地域の集まり、子ども関係のつながり、昔の知り合いとの再会。この場合、会う頻度は低くなりますが、行動は読みにくくなります。
社内であれば退勤時刻が読めますが、社外の場合はそれがありません。ですから、記録の重要度がさらに上がります。
また、相手方の生活が分からないため、特定に時間がかかることがあります。
ネットで知り合った場合
もう1つの形も書いておきます。
ネットのやり取りから始まる場合、会う頻度が不規則になります。曜日の型ができにくく、突然決まることがあります。
この場合、事前に日を絞るのが難しくなります。依頼者からの当日の連絡が、より重要になります。
ただ、こうした関係は、続かないことも多いです。数か月で終わることがあります。
連絡の手段が変わるとき
段階が進むと、連絡の手段が変わります。
普段使っているアプリから、別のものに移る。これは、家族に見られないためです。
見慣れないアプリが端末に入っている、通知の出方が変わった。こうした変化に気づいたら、時期を記録しておいてください。
よくあるご質問
まだ食事だけかもしれません。それでも調べる意味はありますか。
段階を確かめる意味はあります。ただ、費用をかけるかどうかは、そのうえで判断してください。
飲み会が本当かどうか、確かめられますか。
外での行動は確認できます。ただ、店の中まで入って確かめることはしません。
この段階で問い詰めると、止められますか。
止まることもありますが、隠れて続くこともあります。行動が変わるかどうかで判断してください。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
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