
別の相手についての相談が、入口になることがあります。よくある形の1つです。
始まり方には、いくつかの型があります。
今回は、そのうちの1つを書きます。別の相手についての相談から始まる形です。
どういう流れか
典型的には、こういう流れです。
一方が、恋愛や夫婦の悩みを打ち明ける。もう一方が、親身に聞く。相談する側は感謝し、聞く側は必要とされていると感じる。
これが繰り返されるうちに、二人だけの秘密ができます。ここが入口になります。

なぜ、この形が多いのか
理由は2つあります。
1つ、会う理由が作りやすい。「相談に乗ってもらっている」は、家でも説明できます。
2つ、心の距離が先に縮まる。普通の交際では、心の距離は少しずつ縮まります。相談の場合は、最初から深いところを話すことになります。
この形の場合、家からはこう見えます。
- 「相談に乗っている」という話が出る
- その相手の名前が、頻繁に出る
- やがて、名前が出なくなる
3番目が、転換点です。関係が変わると、話題に出さなくなります。
名前が出なくなる、という変化
ここは、覚えておいていただきたい点です。
よく話に出ていた人の名前が、ある時期からぱたりと出なくなる。これは、けっこう分かりやすい変化です。
疎遠になったなら、そう言うはずです。何も言わずに消えた場合、話しにくくなった可能性があります。
逆の立場になることもあります。
自分が誰かの相談に乗っているうちに、という形です。この場合、本人には自覚がないことが多いです。
ですから、責める前に、状況を見てください。まだ何も起きていない段階かもしれません。
この形の場合、書いておくとよいのは次の3つです。
- その人の名前が話に出た時期
- 名前が出なくなった時期
- その前後で、帰宅時刻が変わったか
1番目と2番目の間隔が、関係の進み方を表すことがあります。
相手方の特定が、しやすい場合
実務の面では、この形は特定がしやすいほうです。
名前が出ていた時期があるからです。名前が分かっていれば、確かめる作業はかなり早く済みます。
ただ、思い違いのこともあります。名前が出なくなった理由が、単に疎遠になっただけということもあります。決めつけずに確認します。
相談する側と、される側
どちらの立場かで、進み方が違います。
相談する側から始まった場合、関係の主導権は聞く側にあることが多いです。頼っている形になるためです。
逆に、聞く側から始まった場合は、そのまま面倒を見る関係が続きます。この場合、切りにくいという特徴があります。
どちらであっても、外から見える行動は同じです。ただ、切らせる交渉のしかたが変わることがあります。
「ただの相談相手」という説明
問い詰めたときに、この説明が返ってくることがあります。
「相談に乗っているだけだ」。この説明は、否定しにくいのが厄介なところです。
ですから、言葉で争わないでください。相談に乗るだけなら、どこで、何時間、どのくらいの頻度で会うのか。そこを記録で示すほうが早いです。
深夜に、二人だけで、繰り返し会っている。この形になれば、相談という説明は通りにくくなります。
この形は、長引きやすい
もう1つ、特徴を書いておきます。
相談から始まった関係は、切りにくい傾向があります。相手を支えているという意識があるためです。
「自分がいないと、あの人はだめになる」。この形になると、責任感が働いて、離れられなくなります。
ですから、切らせるには、外からの手続きが要ることが多いです。話し合いだけでは動きにくい形だと考えてください。
よくあるご質問
相談に乗っているだけかもしれません。
その可能性は十分あります。行動が変わっているかどうかで見てください。
名前が分かっている場合、調査は早く済みますか。
確かめる対象が絞れますので、早く済むことが多いです。ただ、思い違いのこともありますので、確認から入ります。
相手の相談相手に、直接聞いてもいいですか。
やめてください。相手方に伝われば、そこで警戒されます。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。