
ご相談の中には、お受けできないものがあります。目的が、誰かを傷つけることに向いていると判断した場合です。
「これは調べてもらえますか」というご相談の中に、お受けできないものがあります。目的が、誰かを傷つけることに向いていると判断した場合です。
ご依頼をお断りするのは、こちらの都合ではありません。調べた結果が、誰かを傷つける道具になってしまうことを避けるためです。迷ったときは、まず目的を言葉にしてみてください。それだけで、進むべき方向が見えてくることもあります。
すべてのご依頼を受けるわけではない
探偵の仕事は、依頼を受けたら何でも調べる、というものではありません。探偵業法や、ストーカー規制法に触れる可能性がある内容は、お断りしています。
具体的には、相手の居場所を突き止めて直接押しかけたい、位置情報をこっそり取得したい、といった目的が透けて見える場合です。探偵業法にも、業務を適正に行うことを求める考え方があり、依頼の内容がそこから外れていないかを確認する責任が、こちらにもあります。お断りする際は、理由もあわせてお伝えするようにしています。納得いただけないまま終わらせることのないよう、心がけています。
目的を確認する理由
ご依頼をお伺いするとき、何のために調べたいのかを必ずお聞きします。調べた情報が、その後どう使われるかまで、責任の範囲だと考えているからです。
恋愛感情や怨恨から相手の行動を監視したいという目的は、ストーカー規制法2条3項が定める「つきまとい等」に近づく危険があります。私のところで対応することはできません。

目的を伺う中で、こちらが不安に思う点があれば、率直にお伝えします。誤解であれば、それで解けることもあります。調査の依頼を装って、実際には相手を追い詰める目的が隠れていることもあります。会話の中で、そうした違和感には注意を払っています。
心当たりがある方へ
逆に、誰かに見張られているかもしれない、という不安を持つ方もいらっしゃいます。もし心当たりがあるなら、こちらは調査ではなく、記録と相談を先にしてください。

車に見慣れない小型の機器がついていないか、同じ人や車を何度も見かけないか。気づいたことがあれば、日付を残しておいてください。スマホの中に見覚えのないアプリが入っていないかも、あわせて確認してみてください。不安だけでは何も証明できませんが、記録が積み重なれば、警察に相談する際の材料になります。一人で抱え込まないでください。
怖いと感じたら、この形で
見張られているかもしれないと感じたときは、次のように記録してください。
・9月5日(土曜)21時、見知らぬ車が自宅前に30分ほど停車
・9月12日(土曜)21時、同じ車が同じ時間に再び停車
・9月19日(土曜)21時、三度目を確認、ナンバーを記録
同じことが繰り返されているかどうかが、警察や相談窓口に伝えるときの重要な手がかりになります。怖いと感じた瞬間の状況も、簡単で構わないので書き添えておいてください。あとで振り返るときの手がかりになります。
お引き受けできない理由
ご依頼の目的を伺い、法に触れない形で対応できる調査があるかを一緒に考えることはできます。不安な気持ちを整理するためのご相談だけでも、遠慮なく受け付けています。調査に進むかどうかは、そのあとで構いません。お断りした依頼であっても、身の危険を感じるような内容であれば、警察への相談を強くおすすめしています。
見張っているかもしれない相手の家に、無断で立ち入るようなことは、私からはしません。
不安に思っている方に代わって、相手と向き合い、話をつけることもできません。そうした交渉は、弁護士法72条により弁護士が担う仕事です。戸籍謄本や住民票の取得を代行することも、あわせてありません。
よくあるご質問
どんな依頼だと、お断りされるのですか。
相手を脅す、押しかける、無断で位置情報を取得するなど、加害につながる目的が明らかな場合です。目的を伺ったうえで、こちらで判断させていただいています。
断られた場合、他の探偵事務所でも同じですか。
事務所によって判断は異なりますが、探偵業法やストーカー規制法に触れる内容であれば、まっとうな事務所ほど同じ判断をするはずです。
見張られているか不安なとき、まず何をすればいいですか。
まずは日付と時刻を記録してください。同じことが繰り返されるようなら、警察の相談窓口に記録を持って相談することをおすすめします。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。