
取得・保管・廃棄。調査で得た情報をどう扱っているか、考え方を書きます。
調査で得た情報は、対象者の生活そのものです。個人情報の扱いについて、聞かれることが増えました。
この記事では、私のところでどう考え、どう扱っているかを書きます。
何を、どこまで取得するか
調査で取得するのは、行動に関する事実です。
日時、場所、誰と会ったか。目的に必要な範囲を超えて調べることはしません。
対象者の交友関係や勤務先の内部情報など、依頼の目的に関係のない情報まで集めることは、私のところでは行いません。
依頼の目的に立ち返って、必要かどうかをそのつど判断しています。
調査の目的が広がりすぎないよう、依頼を受ける段階で確認しています。
調査の途中で、目的外の情報に触れてしまった場合は、報告書に含めずに扱います。
依頼の目的が変わった場合は、その都度、取得する情報の範囲も見直します。
保管のしかた
取得した記録は、関係者以外が触れられない形で保管します。
紙の資料も、データも同じ考え方です。
事務所の鍵の管理や、来客時の対応にも気を配っています。
紙の資料は、施錠できる保管庫で管理しています。

調査中の連絡や途中経過も、保管の対象です。
報告書だけでなく、やり取りの記録も同じ基準で扱います。
パソコンやデータのやり取りには、パスワードなどの管理も欠かせません。
外部の記憶媒体にコピーを取る場合も、持ち出しの範囲を限定しています。
誰に見せるか
報告書をお渡しするのは、依頼された本人です。
ご家族であっても、依頼者本人の同意なく別の方に見せることはしません。
ご夫婦どちらからもご依頼がある場合は、それぞれの情報を混同しないよう分けて扱います。
弁護士に提出する場合も、依頼者を通じて渡す形を基本にしています。
報告書のコピーをお渡しする際も、部数を記録し、管理しています。
依頼者以外から問い合わせがあっても、依頼の有無自体をお答えしません。
警察など公的機関から正式な照会があった場合は、法令に従って対応します。
廃棄について
調査が終わり、目的を終えた記録は、いつまでも持ち続けるものではありません。
必要な期間を過ぎたものは、責任を持って処分します。
処分の方法も、シュレッダーやデータの消去など、外に出ない形で行います。
廃棄の記録も残すようにしています。いつ、何を処分したかが分かる形です。
依頼者から早めの廃棄を希望された場合も、対応しています。
探偵業法との関係
探偵業法10条には、秘密を守る義務が定められています。
廃業したあとも、この義務は続きます。
秘密保持義務に違反した場合の罰則も、探偵業法に定められています。
スタッフ間でも、担当する案件以外の情報には触れない体制にしています。
情報を扱うスタッフにも、契約時に秘密保持の誓約をしてもらっています。
個人のスマホに調査情報を保存することは、私のところでは行っていません。
個人情報の扱い方は法律や指針が見直されることもあるので、私のところでも定期的に確認するようにしています。
小さな事務所だからこそ、扱う情報の範囲を自分の目で管理できています。
調査を頼む側にとっても、この体制を知っておくと安心材料になると思います。
情報を扱う仕事だからこそ、日々の積み重ねが信頼につながると考えています。
目に見えない部分だからこそ、丁寧に扱う姿勢が問われます。
個人情報の取り扱いに完璧はありませんが、改善を続ける姿勢は大切にしています。
依頼者の情報を守ることは、依頼者の生活そのものを守ることにつながります。
情報漏えいのニュースを見るたびに、あらためて身の引き締まる思いがあります。
小さな事務所であっても、いえ、小さいからこそ、できることがあります。
一人ひとりの依頼に、丁寧に向き合う体制を大切にしています。
情報の取り扱いについて不安な点があれば、契約前に何でも聞いてください。
疑問を残したまま契約する必要はありません。
納得していただいたうえで、調査を始めることを心がけています。
この考え方は、これからも変わらず続けていきます。
依頼者の立場に立って、常に見直しを続けていきます。
安心してご相談いただける体制づくりに、これからも力を入れていきます。
何か気になることがあれば、遠慮なくお尋ねください。
よくあるご質問
調査記録は、いつまで保管されますか。
目的に必要な期間を過ぎたものは、処分します。具体的な期間はご依頼の内容に応じてお伝えします。
家族から「見せてほしい」と言われたら見せますか。
依頼者本人の同意がなければ、お見せしません。依頼者以外の方への開示は行っていません。
個人情報保護法に違反すると、どうなりますか。
内容によって扱いが変わります。詳しい罰則については、弁護士や専門の窓口にご確認いただくのが確実です。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。