
動きが何もない日も、調査の一部です。空振りの日をどう扱うか、実務として書きます。
数日にわたる調査の中で、まったく動きのない日があります。これも、調査の一部です。
空振りの日にも、費用はかかる
動きがなかったからといって、その日の費用が発生しないわけではありません。人を配置している時間に対する費用だからです。
この点は、契約の前に必ずご説明しています。「動きがなければ無料」という説明をする事業者には、注意が必要です。

待機の時間も、いつ動くか分からない状態で気を張り続けている時間です。動きがないことと、何もしていないことは違います。
動きがなかった日も、報告書には記載します。「何時から何時まで、自宅から動きなし」というように、事実として書きます。
何もなかったという記録も、あとで振り返るときの材料になります。
空振りが続いたときの判断
空振りが2日、3日と続くと、日程の組み方を見直すタイミングになります。
曜日を変える、時間帯を変える、対象を広げる。同じ組み方を続けるより、切り口を変える方が効果的なことがあります。
見直しのタイミングは、事前に依頼者の方と共有し、続けるか一度止めるかを一緒に判断しています。
すべての空振りが避けられないわけではありません。事前にヒアリングを丁寧にすることで、動きの少ない曜日を外すことはできます。
生活リズムの聞き取りが甘いまま日程を組むと、空振りが増えやすくなります。
依頼者の方にとって、空振りの連絡はつらいものだと思います。ただ、動きがないことも、正直にお伝えするようにしています。
出なかった日を隠して、あるように見せる報告は、私のところでは行いません。
天候による空振りは想定内
雨や雪で外出そのものが減る日は、空振りになる可能性を織り込んで見積もりに含めています。あらかじめ想定できる空振りと、想定外の空振りは、分けて考えています。
天気予報を見ながら、当日の朝に人数や配置を調整することもあります。
動きがない日は、次の日程を組み直すための情報収集にあてることもあります。近隣の地理を確認したり、駐車できる場所を探しておいたりする時間になります。
何もしていないように見える時間にも、次につながる準備が含まれています。
空振りが続くと、依頼者の方の気持ちも揺れ動きます。「本当に大丈夫なのか」という不安を感じるのは、自然なことです。
そのつど、状況を丁寧にお伝えし、次の一手を一緒に考えるようにしています。
意外に思われるかもしれませんが、動きがなかった記録が、あとで役立つこともあります。特定の日に限って行動がなかったという記録が、別の主張を裏づける材料になることがあります。
すべての記録を、良い意味でも悪い意味でも、丁寧に残すようにしています。
料金体系を変える工夫
空振りのリスクを見込んで、日によって人数を減らすなど、柔軟に配置を変える工夫もしています。一律に同じ人数を配置し続けるより、状況に応じて調整するほうが、費用を抑えられます。
こうした調整ができるかどうかも、見積もりを比べるときの一つの視点になります。空振りを恐れて調査自体をためらう必要はありません。動きがあってもなくても、それぞれに意味のある結果です。まずは短い期間から始めて、様子を見ながら判断していただく形でも構いません。
空振りの日をどう受け止めるかで、その後の調査全体への納得感も変わってきます。正直な報告を積み重ねることを、何より大切にしています。不安な点があれば、いつでも状況を確認していただけます。
空振りも含めて、すべてが調査の記録として残ります。
よくあるご質問
空振りが続いたら、途中でやめられますか。
やめられます。上限額の範囲内で、実際に動いた分だけのご請求になります。途中でのご相談も承っています。
空振りの理由を教えてもらえますか。
分かる範囲でお伝えします。曜日や天候など、考えられる要因を一緒に振り返り、次の組み立てに活かします。
空振りが多い事業者は、手を抜いているのですか。
一概には言えません。対象者の生活リズムによって、動きの出やすさは変わりますので、空振りの多さだけでは判断できません。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。