
調査の途中で対象者の住まいが変わることがあります。生活圏が変わると、計画も組み直しになります。
調査を始めてから、対象者が引っ越すことがあります。仕事の都合であったり、別の事情があったりと、理由はさまざまです。
想定外の出来事のように思われるかもしれませんが、私のところでは、珍しいことではありません。ご依頼者様が気に病む必要のあることでもありません。
住まいが変わると、何が変わるか
引っ越しが起きると、通勤経路も、よく使うお店も、行動パターンの多くが変わります。それまで積み上げてきた行動の記録を、そのまま次に使うことはできません。
新しい生活圏に合わせて、見る場所や時間帯を、あらためて組み直す必要が出てきます。前提が変われば、それまでの計画をいったん白紙に近い形で見直すこともあります。
気づき方と、組み直しにかかる時間
郵便物の転送届や、家の前に積まれていた荷物が急になくなったことから、引っ越しに気づくことがあります。
ご依頼者様ご自身が、会話の中の変化から気づかれることもあります。「最近、駅から遠い場所の話が増えた」といった具合です。
新しい住まいの周辺を把握するには、多少の時間がかかります。焦って動くより、まず生活パターンをつかむ期間を置いたほうが、結果的に早く進みます。
引っ越し直後は生活リズムが安定していないことも多く、いつも通りの行動になるまで、少し様子を見ることもあります。

引っ越しの前後は、動きが読みにくい
荷造りや不動産会社とのやり取り、契約の手続きなど、引っ越し前後は普段と違う予定が増えます。この時期の行動だけを見て、いつもの生活パターンだと判断しない方がいいです。普段と違う相手と会っていても、業者とのやり取りということもあります。
落ち着くまでの間は、通常の調査よりも、様子見の時間を長めに取ることがあります。急がずに見ていただくほうが、結果的に無駄が少なくなります。
近所から分かること、分からないこと
表札や郵便受けの様子、駐車している車といった、外から見えるものからは、ある程度の変化が分かることがあります。
一方で、近隣の方に直接たずねて回るようなことは、私のところでは行いません。見える範囲の情報を積み重ねることと、聞き込みで踏み込むことは、分けて考えています。
費用の考え方
引っ越しによって調査をやり直すことになっても、基本の時間単価が変わるわけではありません。やり直しになった分だけ、時間が増えるという考え方です。
どこまで調べ直す必要があるかは、状況によって変わります。追加が発生しそうな場合は、必ず事前にお伝えしてから進めるようにしています。
気づいた日を、まず残す
引っ越しに気づいた前後のことは、次のような形で残しておいていただけると、計画の組み直しがしやすくなります。
・9月1日(火) 郵便物の転送届のはがきを見かける
・9月5日(土) 家の前の荷物がなくなっているのに気づく
・9月10日(木)「最近、あの話をしなくなった」と感じる
気づいたきっかけと日付を残しておくだけで十分です。いつから状況が変わったのかが分かると、調査の起点が定めやすくなります。
転居先の特定は、できません
新しい住まいの周辺情報をもとに、調査計画を組み直すことはできます。
転居先を特定するために戸籍の附票や住民票を取り寄せることは、私のところではできません。相手に直接接触して事情を尋ねることも、弁護士法72条の関係で行えない領域です。
手元にある情報から、できる範囲を一緒に確認するところから、まずは始めていきます。
よくあるご質問
引っ越し先が分からなくても相談できますか。
できます。分かっている範囲の情報から、調べられることとそうでないことを整理するところから始めます。手がかりが少なくても、まずはご相談ください。
引っ越しで追加料金はかかりますか。
調査範囲が変わる場合は、あらためてお見積もりをご案内します。基本の料金は変わらず1時間25,000円です。追加が発生する前に必ずお伝えします。
転居先を特定してもらうことはできますか。
戸籍の附票や住民票の取得は、私のところでは行えません。ご自身での手続きか、弁護士へのご相談をおすすめします。分かる範囲の手がかりがあれば、そこからご相談は可能です。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。