
書ける人と書けない人がいる分野です。星の数より、書かれている中身の見方を書きます。
探偵を選ぶとき、口コミを参考にする方は多いです。ただ、この分野の口コミには、少し特殊な事情があります。
星の数だけを鵜呑みにすると、実際に依頼したあとで、思っていたものと違うと感じることがあります。
そもそも、書きにくい分野
調査を依頼したことを、公に書きたい方は多くありません。満足した方ほど、口コミを残さずに静かに終えていきます。
逆に、不満があった方は、感情のまま書き込むことがあります。母数が偏りやすい構造だと理解しておいてください。
依頼の内容がプライベートに深く関わるだけに、実名や詳細を伏せて書かれることも多く、内容がぼやけやすい傾向もあります。
星の数より、書かれている中身
星の数だけを見るのではなく、具体的に何が書かれているかを読んでください。「対応が良かった」だけの一文には、あまり情報がありません。

「見積もりの説明が丁寧だった」「報告書の書式を先に見せてもらえた」といった具体的な内容があれば、参考になります。
逆に「安かった」だけの評価は、あとで内訳を確認したときに、思っていたものと違うということが起きやすい傾向にあります。
星5つが並ぶ口コミも、星1つが並ぶ口コミも、業者自身や競合による書き込みが混ざっている可能性があります。
投稿の時期が集中していないか、文体が似ていないかを見ると、不自然さに気づくことがあります。
一番参考になる情報源
口コミより参考になるのは、実際に問い合わせたときの受け答えです。質問への答え方に、その事業者の姿勢が出ます。
見積もりの根拠を聞いたときに、はぐらかさずに答えるか。ここは、口コミより確実な判断材料になります。
即答できない質問があったときに、正直に「確認します」と言えるかどうかも、見ておくとよい点です。
探偵業者は、都道府県公安委員会への届出が義務づけられています。届出の有無は、公安委員会のウェブサイトなどで確認できます。
口コミと合わせて、この届出の確認もしておくと、判断の材料が一つ増えます。
知人からの紹介という選び方
口コミサイトより、知人からの紹介のほうが実態に近いという考え方もあります。紹介した知人自身が、結果に責任を感じる分、無責任な紹介はしにくいものです。
ただし、紹介だからといって、見積もりの確認を省略していい理由にはなりません。誰からの紹介でも、確認する手順は同じです。私のところにも、以前の依頼者からのご紹介でいらっしゃる方が一定数います。紹介であっても、初めての方と同じ丁寧さで対応しています。
口コミサイトによっては、事業者側が返信できる仕組みがあります。批判的な口コミにどう返信しているかも、姿勢を知る手がかりになります。
感情的に反論している返信より、事実を淡々と説明している返信のほうが、信頼できる印象を受けます。
比較サイトの仕組みも知っておく
複数の探偵事務所を比較できるサイトの多くは、掲載事業者からの広告料で運営されています。「おすすめ」の表示順が、必ずしも実力順とは限りません。
比較サイト経由の問い合わせには、紹介料が発生する仕組みもあります。その紹介料も、最終的には見積もりに影響することがあります。一つのサイトだけで判断せず、複数の情報源を見比べる姿勢をおすすめします。
口コミを書く側の視点に立ってみると、良い経験も悪い経験も、正直に言葉にするのは簡単ではないと分かります。読む側も、その難しさを踏まえて受け止めてください。
最終的に決め手になるのは、口コミの数ではなく、ご自身が話をしてみて感じた印象です。数字や星の評価より、直接のやり取りを信じてください。
よくあるご質問
口コミがまったくない事業者は避けるべきですか。
それだけでは判断できません。開業から日が浅い場合もありますので、他の確認材料と合わせて見てください。問い合わせの対応も参考になります。
口コミサイトのランキングは信用できますか。
広告の掲載順であることも多いです。ランキングよりも、個別の投稿内容を読むことをおすすめします。順位そのものに大きな意味はありません。
良い口コミを増やす工夫はしていますか。
依頼者の方に投稿をお願いすることはしていません。事実に基づいた評価は、自然についてくるものだと考えています。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。