
契約の前に、聞いておいたほうがいいことがあります。集めた情報がどう保管され、いつ、どう処分されるかです。
探偵に依頼するとき、料金や日数には目が向きますが、情報の扱い方まで確認する方は、意外と少ないです。ここは、契約前に聞いておくべき点です。
何が「情報」にあたるか
報告書だけではありません。写真、動画、位置の記録、依頼書に書いたご自身やご家族の氏名や住所。これらすべてが、守られるべき個人情報です。
紙の書類なのか、データなのか。データであれば、どこに保存され、誰がアクセスできるのか。
鍵のかかる場所に保管する、パスワードで管理する。説明があいまいな場合は、もう一歩踏み込んで聞いてください。

保存期間はどれくらいか
調査が終わったあと、いつまで情報を持ち続けるのか。永久に保管するのか、一定期間で廃棄するのか。ここは事業者によって差があります。
長く裁判に使う可能性がある場合は、ある程度の期間残しておく必要があります。目的に応じて、保存期間を相談できるかどうかも確認材料になります。
第三者に渡る場面はあるか
調査の過程で、弁護士など第三者に情報を渡す場面が出てくることがあります。渡す相手と、渡す範囲を、事前に確認しておいてください。
依頼者の同意なく、関係のない相手に情報が渡ることはありません。渡す必要が生じた場合は、その都度説明があるはずです。
廃棄の方法まで聞く
「廃棄します」という言葉だけでなく、どう廃棄するのかまで聞いてください。データの削除方法、紙の書類の処分方法です。
シュレッダーにかける、復元できない形でデータを消去する。具体的な方法を答えられる事業者かどうかは、判断材料になります。
相談だけの段階でも聞いていい
契約する前の、まだ相談だけの段階でも、情報の扱い方については質問して構いません。契約を決める前に確認しておくことで、あとから困ることを防げます。
質問したことで気を悪くするような事業者であれば、それも判断材料のひとつです。
調査終了後の連絡方法も確認する
調査が終わったあと、追加の質問がある場合の連絡方法も、契約時に確認しておくと安心です。担当者に直接連絡できるのか、窓口を通すのか、事前に知っておくとスムーズです。
私のところでは、調査後も同じ担当者が引き続き対応します。
情報の扱いについて、あとから疑問が出てくることもあります。そうした場合も、遠慮なく問い合わせていただければと思います。
相見積りのときにも同じ質問を
複数の事業者に相談する場合は、情報の扱いについても同じ質問を投げかけてみてください。答え方の違いから、事業者ごとの姿勢の差が見えてきます。
金額だけでなく、こうした説明の丁寧さも、比べる材料にしてください。
契約書を交わす前に、疑問点をリストにしておくと、聞き漏らしを防げます。その場で思いつかなくても、あとから質問できる関係かどうかも見ておいてください。
些細に思える質問でも、遠慮せず投げかけてみてください。答え方から、事業者の姿勢が伝わってきます。
保管方法や廃棄の方法について、契約後に変更がある場合は、あらためて説明を受けられるかどうかも確認しておくと、より安心です。
写真や動画の保管場所
紙の書類は鍵のかかる棚に、データは外部からアクセスできない環境に。それぞれの保管場所が分けて説明できるかどうかも、確認しておくといいでしょう。
私のところでは、データの保管場所を限定し、持ち出しが必要な場合も記録を残すようにしています。
口頭での説明だけでなく、契約書や重要事項の説明書に、情報の扱いについての記載があるかも確認してください。書面に残っているかどうかは、大きな違いです。
契約者本人であれば、集められた自分の情報について、事業者に確認を求めることができます。何が保管されているか、気になれば聞いてみてください。
よくあるご質問
調査後、写真データはすぐに消されますか。
事業者ごとに保存期間の定めがあります。契約時に、どのくらいの期間保管し、どう廃棄するかを確認しておくと安心です。
自分の依頼内容が、他の人に伝わることはありますか。
守秘義務があるため、依頼者の同意なく第三者に伝えることはありません。第三者に渡す必要が生じた場合も、事前に説明があります。
報告書のコピーを追加でもらうことはできますか。
保管期間内であれば対応できることが多いです。必要な部数は、契約の際に伝えておくとスムーズです。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。