
途中で解約したとき、何が返ってくるかは契約書の書き方で決まります。確かめておきたい点を書きます。
調査の途中で、事情が変わって解約したいという方がいます。そのときに何が返ってくるかは、契約書の書き方で決まります。
返金の計算方法は、事業者ごとに違う
「未実施分を返金する」と書かれていても、計算のしかたは事業者によって差があります。時間単位で計算するところもあれば、日数単位のところもあります。

着手金は、戻らないことが多い
契約時に支払う着手金は、準備にかかる費用として、解約しても戻らない設計になっていることが一般的です。これ自体は、不自然な仕組みではありません。
問題は、着手金がいくらで、実施分の費用がいくらかが、契約書で分けて書かれているかどうかです。
調査を始める前の解約と、始まってからの解約では、扱いが変わります。始まってからの解約は、その日までの実施分が差し引かれるのが通常です。

口約束ではなく、書面で確認する
「解約したらどうなりますか」と、契約前に聞いておいてください。口頭での答えだけでなく、契約書のどこに書かれているかを、指さして確認するのがおすすめです。
曖昧な返事しか返ってこない場合は、契約を急がないほうがいいと思います。
電話でいいのか、書面が必要なのか。解約の意思をどう伝えるかも、事前に確認しておくと、あとで揉めずに済みます。
解約するべきか迷う時点で、無理に結論を急がないでください。続けるかどうかの前に、いったん相談だけしていただいても構いません。状況を整理するお手伝いはできます。
分割払いの場合の解約
分割で支払っている途中で解約する場合、残りの支払いがどうなるかも確認しておく必要があります。実施していない分の支払い義務がどうなるか、契約書に明記されているかを見てください。
分割払いの契約は、金額の流れが見えにくくなりがちです。総額と、すでに支払った分、これから支払う分を、都度整理しておくと安心です。
クーリングオフは、当てはまらないことが多い
通信販売や訪問販売のようなクーリングオフの制度が、そのまま当てはまるとは限りません。契約の形態によって扱いが変わるため、個別に確認が必要です。
「クーリングオフできるはず」と思い込んで手続きを進めると、話がかみ合わなくなることがあります。まずは契約書の記載を確認してください。
解約後のデータの扱い
解約までに撮影した写真や記録が、どのように保管・破棄されるかも確認しておいてください。ご希望があれば、お渡ししたうえでこちらのデータは削除します。
個人の情報が含まれるものですので、扱いについては契約時にはっきり決めておくことをおすすめします。
契約書そのものを見せてもらう前に、見積もりの段階で解約条項のひな形を確認できる事業者もあります。早めに確認しておくと、比較の材料になります。
解約の相談で、実際によく聞かれること
解約のご相談は、事情が変わったという理由がほとんどです。相手と話し合いで解決した、引っ越しをすることになった、経済的な事情が変わった。理由はさまざまですが、どの理由であっても、対応の基本は変わりません。
解約を申し出にくいと感じる方もいらっしゃいますが、契約はいつでも見直せるものです。無理に続ける必要はまったくありません。事情が変わったことを、そのままお伝えいただければ十分です。
返金までにかかる日数
解約が決まってから、実際に返金されるまでには、事務手続きの時間が必要になります。即日ではないことが多いため、あらかじめどれくらいの日数がかかるかを、契約時に確認しておくと安心です。
振込先の確認や、精算内容の説明など、こちらとしても丁寧に進めたい部分ですので、多少のお時間をいただくことをご了承ください。解約の手続きに不安がある場合は、契約書を見ながら、一緒に確認することもできます。分からないまま進めず、遠慮なくお声がけください。
よくあるご質問
着手金は、まったく返ってきませんか。
契約書の内容によります。一部でも返金の対象になっているか、契約前に確認しておくことをおすすめします。
解約したら、それまでの報告書はもらえますか。
それまでに集めた記録はお渡しします。途中で終わっても、集めたものが無駄になることはありません。
解約の理由を、詳しく説明する必要がありますか。
詳しい理由までは必要ありません。ご都合が変わった、とだけお伝えいただければ大丈夫です。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。