
規模の違いは、そのまま良し悪しではありません。何がどう変わるのかを、公平に書きます。
「大手のほうが安心でしょうか」と、よく聞かれます。
自分が個人でやっている以上、公平に書くのは難しいところです。それでも、事実だけを並べます。判断はご自身でしてください。
大手の強み
はっきりしています。
- 人員を出せる(複数名、複数台の車)
- 対応できる地域が広い
- 急な依頼に対応しやすい
- 窓口が常時開いている
1番目は、決定的な場面があります。二人が別れたときに両方を追う、車と徒歩の両方に備える。人が要る場面では、規模が効きます。

大手の弱み
こちらもはっきりしています。
- 相談を受けた人と、現場に出る人が別
- 広告費が費用に乗る
- 担当が途中で変わることがある
- 組織の判断が優先される場面がある
1番目が、いちばん大きいです。相談で話した細かい事情が、現場に全部伝わるとは限りません。「そんなことは聞いていない」という食い違いが起きます。
個人の強み
逆に、個人事務所の強みです。
- 相談を受けた人が、そのまま現場に出る
- 最初から最後まで、同じ人間が見る
- 広告費が乗らない分、費用を現場に寄せられる
- 地元の道と時間帯を知っている
2番目が、いちばん大きいと思っています。途中の細かい判断が変わります。
個人の弱み
弱みも、正直に書きます。
- 同時に動ける人数が限られる
- 対応できる地域が限られる
- 急な依頼に応えられないことがある
- 体調を崩したら止まる
4番目は、依頼する側にとって実際のリスクです。これは、規模でしか解決できません。
確かめるべきは、規模ではない
そのうえで、判断の基準を1つ差し上げます。
大手か個人かではなく、「誰が現場に出るのか」を聞いてください。
大手でも、相談を受けた人が出るところはあります。個人でも、外注に回すところはあります。規模ではなく、体制を聞いてください。
案件によって、向き不向きがある
最後に、向き不向きを書いておきます。
対象地域が広い、相手が遠方に移動する、急いで動く必要がある。こうした場合は、人員を出せるところのほうが向いています。
地元の範囲で、日を絞って、丁寧に見たい。相談から最後まで同じ人に見てほしい。この場合は、小さいところが向いています。
こちらに合わない依頼であれば、そう申し上げます。無理に受けても、いい結果になりません。
「誰が出るか」の聞き方
実際の聞き方を書いておきます。
「調査に出るのは、どなたですか」「いま話している方が、現場にも出られますか」。この2つで足ります。
答えが「担当の者が」であれば、その担当者と話せるかを聞いてください。話せないまま契約するのは、避けたほうがいいです。
現場に出る人と一度も話さずに契約するのは、家を建てるのに大工と話さないようなものです。
地元を知っていることの意味
地域の話を、もう少し書きます。
道の混み方、駐車場の場所、夜に人がいる時間帯、店の閉まる時刻。これは、地図では分かりません。
たとえば、長浜と彦根では、夜の人の流れが違います。米原と草津でも違います。この違いを知っていると、待つ場所の選び方が変わります。
大きな事業者でも、その地域を担当している人が地元を知っていれば同じです。ですから、規模ではなく、誰が出るのかを聞いてください、と申し上げています。
よくあるご質問
個人だと、体調を崩したときどうなりますか。
正直に申し上げれば、その日は動けません。ですので、日程に余裕を持って組み、緊急の場合の連絡先もお伝えしています。
対応できる地域は、どこまでですか。
滋賀県内を中心に、近畿と東海の範囲です。それを超える場合は、そう申し上げます。
複数名が必要なときは、どうしますか。
必要な日に、体制を組んで対応します。組めない場合は、事前に申し上げます。できないことは、できないとお伝えします。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。