
冷たくなるより、優しくなるほうが分かりにくい。この変化に戸惑って相談に来られる方が、少なくありません。
浮気の兆候というと、冷たくなる、口数が減る、といったものが思い浮かびます。
ところが実際には、逆に出ることがあります。急に優しくなったという相談は、思っているより多いです。
罪悪感は、人によって逆に出る
後ろめたさの表し方は、人によって違います。
距離を取る人がいる一方で、埋め合わせをしようとする人がいます。プレゼントが増える、家事を手伝うようになる、旅行の話を持ち出す。
本人が意識してやっているとは限りません。気持ちの帳尻を合わせようとして、行動が先に動くということが起こります。

優しさの中身を見てください
ここで大事なのは、優しさそのものではなく、その中身です。
前からしていたことが増えたのか。それとも、今までしなかったことが急に始まったのか。後者のほうが、変化としては大きいです。
あわせて、優しさが向いている方向も見てください。あなたに向いているのか、それとも「文句を言われないため」に向いているのか。前者なら関係の改善で、後者なら別の話です。
優しくなる理由は、ほかにもある
念のため書いておきます。優しくなる理由は、後ろめたさだけではありません。
- 仕事の状況が落ち着いた
- 健康の不安があって、家族との時間を意識し始めた
- 親や友人に何かがあって、考え方が変わった
- 単に、こちらが疲れているのに気づいた
4番目は、いちばん見落とされます。相手が変わったのではなく、こちらの状態が変わったから優しくされているということもあります。
喜べない自分を責めなくていい
優しくされているのに素直に受け取れない。そのことで自分を責める方がおられます。
責めなくて構いません。受け取れないのは、すでに何かに気づいているからです。その感覚は、たいてい正確です。
ただ、正確だからといって、すぐ何かをしなければいけないわけではありません。
記録の書き方
この時期に書いておくとよいのは、「何をしてくれたか」と「いつからか」です。
優しさの記録は、あとで意味を持つことがあります。時期が、ほかの変化と重なることがあるからです。
責めるための記録ではありません。あとで自分が納得するための記録です。
旅行や記念日を持ち出されたとき
優しさの現れ方として、旅行や食事の提案が増えることがあります。
これも、素直に受け取って構いません。ただ、日程の決め方は見ておいてください。
相手が日程を先に決めてくる場合と、こちらに合わせる場合とでは、意味が違います。先に決めてくるとき、その日以外に予定が入っていることがあります。
「その日は都合が悪いから、来週にしよう」と言ってみると、反応で分かることがあります。すんなり動くのか、その日でないと困ると言うのか。
こちらの態度を、変えないこと
ここまで書いてきて、いちばん難しいのはここです。
疑いながら、態度を変えない。優しくされたら受け取る。記録はつける。この3つを同時にやるのは、簡単ではありません。
それでも、これができた方は、結果がどちらに転んでも損をしていません。当たっていれば準備ができていますし、外れていれば関係が残ります。
難しいときは、記録だけでも続けてください。態度は完璧でなくて構いません。責める言葉を1つ減らす、それだけでも違います。
よくあるご質問
優しくなったのが本当にうれしいときは、どうすればいいですか。
そのまま受け取って構いません。記録をつけることと、素直に受け取ることは、両立します。
急にプレゼントをもらいました。疑うべきでしょうか。
1回なら、まだ何とも言えません。記念日でもないのに続くようなら、時期を書いておいてください。
優しくなったあと、また急に冷たくなりました。
波が出ること自体はよくあります。波の周期が生活の予定と重なっていないかを見ると、手がかりになることがあります。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。