
受けられない依頼があります。何が受けられないのかを、あらかじめ書いておきます。
相談をいただいても、お受けできない場合があります。
断られると聞くと不安になるかもしれませんが、受けない基準を持っている事業者のほうが、安心して任せられます。理由を書きます。
1 違法な目的
調査の結果を、犯罪や差別的な取扱いに使うことが分かっている場合は、お受けできません。
これは法律上の義務でもあります。探偵業法は、依頼者から「違法な目的に使わない」という書面を取ることを事業者に求めています。
相手に危害を加える、脅す、職場から追い出す。こうした目的が見える場合は、お断りします。

2 行き先のない依頼
「とにかく居場所を知りたい」「何をしているか見てほしい」だけで、その先が何もない場合。
この形は、お受けしにくいです。知ったあとに何をするかが決まっていないと、結果が使われないまま終わります。
ただし、これは断るというより、先に一緒に考えましょう、という話です。着地点が決まれば、受けられます。
3 ストーカー的な依頼
別れた相手、断られた相手、片思いの相手。こうした方の行動を知りたいという依頼は、お受けしません。
法律の面でも、はっきりしています。恋愛感情や、それが満たされなかったことへの怨恨の感情を満たす目的での行為は、規制の対象です。
この線は、はっきり引いています。
4 法律で禁じられている手段を求められた場合
「GPSを付けてほしい」「携帯の中を見てほしい」「盗聴器を仕掛けてほしい」。
いずれもお受けできません。できると言う事業者がいたら、そこは選ばないでください。
違法な手段で得たものは使えませんし、依頼した側にも影響が及びます。
5 安全が優先される場合
調査より先に、別の対応が必要な場合があります。
暴力がある、脅されている、身の危険を感じている。この場合は、警察や配偶者暴力相談支援センターにお繋ぎします。証拠の話は、そのあとです。
6 見込みが薄い場合
技術的に難しい場合も、正直に申し上げます。
相手の生活が完全に読めない、警戒が強すぎる、対象地域が遠すぎる。こうした場合は、受けないか、条件を絞ってお受けします。
受けたほうが売上にはなります。ただ、結果が出ないと分かっていて受けるのは、しない主義です。
断られたら、どうすればいいか
別の事業者にあたる、という選択肢はあります。ただ、その前に理由を聞いてください。
断る理由が説明できるかどうかが大事です。「難しいので」だけなら、別の事業者で受けられる可能性があります。「法律上できません」なら、どこに頼んでも同じです。
こちらは、断る場合も理由を申し上げます。そのうえで、代わりにどうすればよいかもお伝えします。
受けたあとに、止めることもあります
契約したあとでも、止める判断をすることがあります。
調査の過程で、当初伺った事情と違うことが分かった場合。あるいは、依頼の目的が変わってきた場合です。その時点でご説明し、精算します。
こうした事態は多くありませんが、起こり得ることとして書いておきます。
最初に伺った内容と実際が違っても、責めることはしません。話しにくいことがあったのだと受け取ります。ただ、続けられないときは、そう申し上げます。
断ったあとも、相談は受けます
お断りしたからといって、それきりにするわけではありません。
「いまはお受けできませんが、状況が変わったらまた来てください」と申し上げることがあります。時期の問題で断ることが、いちばん多いからです。
警戒が緩んだら。記録がそろったら。着地点が決まったら。そのときにまた連絡をいただければ、前の話を覚えていますので、続きから話せます。
断られたことを、拒まれたと受け取らないでください。順番の話です。
よくあるご質問
断られた場合、費用はかかりますか。
かかりません。相談の段階で費用が発生することはありません。
確認書に署名を求められるのは、なぜですか。
探偵業法に基づく手続きです。調査結果を違法な目的に使わないという確認で、依頼される方を守る仕組みでもあります。
目的をうまく説明できません。断られますか。
説明できないことと、目的がないことは違います。一緒に整理しますので、そのままお話しください。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。