
ここから10回は、探偵の選び方を書きます。まず、検索結果の上のほうに何が並んでいるのかから。
ここから10回にわたって、探偵の選び方を書きます。
自分でこの仕事をしている人間が書くので、都合のよい話に見えるかもしれません。ですから、できるだけ仕組みの話に絞ります。判断はご自身でしてください。
上のほうにあるのは、広告
「探偵」「浮気調査」で検索すると、最初のいくつかに「スポンサー」「広告」と小さく書かれています。
これは、クリックされるたびに費用が発生する枠です。この分野は競争が激しく、1回のクリックに数千円かかることも珍しくありません。
順番は、実力の順ではありません。払っている金額と、広告の設計の順です。

比較サイトの多くも、広告
「探偵 おすすめ ランキング」といったページも、たくさんあります。
こうしたページの多くは、紹介から成約に至ると、紹介料が入る仕組みで運営されています。紹介料の高い会社が上位に来る構造になっていることがあります。
すべてがそうだとは言いません。ただ、順位の根拠が書かれていないページは、参考程度にとどめたほうが安全です。
口コミの読み方
口コミも同じです。読むときは、次を見てください。
- 具体的な状況が書かれているか(日数・費用・担当者の対応)
- 同じ時期に、似た文体の投稿が集まっていないか
- 悪い評価に、事業者がどう返しているか
3番目がいちばん参考になります。反論の内容ではなく、口調を見てください。
広告費は、どこから出ているか
当たり前のことを書きます。広告費は、依頼者が払った費用から出ています。
大きく広告を出している会社ほど、その分を回収する必要があります。1件あたりの単価か、契約の時間数か、どちらかで回収することになります。
これは批判ではなく、構造の説明です。広告を出さなければ知ってもらえないのも事実です。ただ、その費用が誰の負担かは、知っておいてよいことだと思います。
では、どう探すか
3つ挙げます。
- 地元の事業者を、地名を入れて探す
- 届出番号が明記されているかを見る
- 電話やLINEで話してみて、話し方で判断する
3番目が、いちばん確かです。会って話せば、たいてい分かります。契約を急がせるかどうか、できないことをできないと言うかどうか。
急がせる相手を選ばない
最後に、1つだけ基準を差し上げます。
「今日決めていただければ」「この金額は今週まで」。こうした言い方をする相手は、選ばないでください。
調査は、急いで決めてよい買い物ではありません。金額も小さくありません。持ち帰って考える時間をくれない相手とは、契約しないほうがいいです。
こちらも、その場で決めてくださいとは申し上げません。持ち帰って、ほかと比べていただいて構いません。
事務所の場所を見る
もう1つ、確かめやすい点があります。事務所がどこにあるかです。
住所が書かれていない、または番地までしか書かれていない場合は、確かめてください。営業所の所在地は、届出の事項です。
また、全国対応をうたっていても、実際に動くのは提携先ということがあります。その場合、誰が現場に出るのかが見えません。
地元で受けている事業者であれば、その土地の道と時間帯を知っています。滋賀の夜と、東京の夜は違います。ここは、けっこう効きます。
最初のやり取りで分かること
電話でもLINEでも構いません。最初のやり取りで、次を見てください。
- こちらの話を、最後まで聞くかどうか
- できないことを、できないと言うかどうか
- 金額の話を、先に切り出してこないか
- 「持ち帰って考えてください」と言うかどうか
2番目がいちばん大事です。この仕事には、できないことがたくさんあります。それを説明しない相手は、あとで困ります。
こちらも、できないことは最初に申し上げます。GPSは付けられません。相手の携帯の中は見られません。結果を約束することもできません。
よくあるご質問
大手のほうが、技術は高いのでしょうか。
規模と技術は、必ずしも比例しません。誰が実際に現場に出るのかを確かめてください。それが分かれば、判断しやすくなります。
複数の会社から見積もりを取ってもいいですか。
ぜひ取ってください。比べていただくほうが、納得して進められます。断られることを気にする必要はありません。
相談したら、契約するまで連絡が来るのではと不安です。
こちらからしつこくご連絡することはありません。相談だけで終わって構いませんし、そのほうが多いです。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。