
同じ金額を払っても、結果につながる使い方と、そうでない使い方があります。その差の話です。
費用の話を続けます。今回は、使い方の話です。
同じ30万円でも、結果につながる30万円と、つながらない30万円があります。差はどこにあるのか。
意味のない費用の型
3つあります。
- 動く日が絞れていないまま、日数を重ねる
- 相手が警戒している時期に、無理に動く
- 着地点が決まっていないまま、とりあえず撮る
3番目が、いちばんもったいないです。何のために撮るのかが決まっていないと、撮れたあとに使い道が見つからないことがあります。

着地点が、費用を決める
着地点によって、必要な調査が変わります。
離婚だけなら、不貞を示す材料があれば足ります。相手方に請求するなら、特定まで必要です。修復を目指すなら、関係が切れたことの確認まで見ます。
目的が違えば、必要な日数も、追う範囲も変わります。ここが決まっていないまま動くと、余分が出ます。
意味のある費用の型
逆の型も書きます。
- 記録から日を絞り、少ない日数で当てる
- 当たった日に、出入りの両方を押さえる
- 必要なら、その日のうちに相手方まで追う
- 報告書を、次の手続きで使える形にする
1日で完結する形にできれば、費用はいちばん小さくなります。実際、そうなることもあります。
費用を下げるのは、依頼者の記録
何度も書いていますが、ここでもう一度書きます。
費用を下げるいちばん確実な方法は、事前の記録です。安いプランを探すことではありません。
3か月分の記録があれば、動く日をかなり絞れます。絞れれば日数が減り、日数が減れば費用が下がる。単純な話です。
そして、記録は無料です。誰の手も借りずにできます。
「もう少しで撮れます」への向き合い方
調査の途中で、追加を勧められる場面があります。
判断の基準を1つ差し上げます。「なぜ、次は撮れると考えるのか」を説明できるかどうか。
「前回、この時間に動いたから」「◯曜日の型が見えたから」。根拠があるなら、続ける価値があります。「そろそろだと思うので」だけなら、いったん止めたほうがいいです。
止めることも、こちらの仕事です
これは自分への戒めとして書いています。
続けたほうが、売上にはなります。それでも、見込みが薄いときは止める提案をします。その判断ができない事業者には、頼まないほうがいいです。
止めたあと、記録を増やしてから改めて動く。そのほうが、合計の費用は安く済むことが多いです。
お金の話を、先にしてください
最後に。費用の話は、遠慮せずに最初にしてください。
予算がいくらまでなのか。それを伝えていただければ、その範囲で組み立てます。足りない場合は、足りないと申し上げます。
無理な金額で受けて、途中で足りなくなるのがいちばんよくありません。それは、お互いにとって損です。
費用を、時期で分ける
一度に大きな金額を用意できない場合の考え方を書きます。
まず、記録を整理して日を絞る。ここは費用がかかりません。次に、1日だけ動いて型を確かめる。そのうえで、勝負の日に厚く入る。
この分け方にすると、支出が3回に分かれます。途中でやめる判断もできます。
すべてを一度に決めなくてよい、というのは、あまり知られていません。
費用の記録も、残しておく
実務的な話です。調査にかかった費用は、記録に残しておいてください。
慰謝料を請求する際に、調査費用の一部が損害として認められることがあります。認められる範囲は事案によりますが、領収書がなければ主張もできません。
契約書、見積書、領収書。この3つは、まとめて保管しておいてください。
どこまで請求できるかは、弁護士の判断になります。こちらからは、必要な書類をそろえてお渡しします。
よくあるご質問
予算が10万円しかありません。何かできますか。
できることは限られますが、記録の整理と、動く日を絞るところまでは一緒にできます。そのうえで判断してください。
分割払いはできますか。
ご相談ください。ご事情に応じて、着手時と完了時の配分を調整できる場合があります。
結果が出た場合の成功報酬という形はありますか。
採っていません。成功の定義があいまいになり、あとでもめる原因になるためです。時間に対する費用を、上限つきでお出しします。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。