
長く調査したのに、意味のある日が1日しかなかった。なぜそうなるのかを、正直に書きます。
「1か月お願いしたのに、何も出ませんでした」。他社での経験として、こう話される方がおられます。
この話は、こちらにとっても書きにくいところです。ただ、なぜそうなるのかを知っておいていただくと、選び方が変わります。
身のある日は、実は少ない
正直に書きます。1か月動いても、意味のある日は数日ということがあります。
相手が毎日会っているわけではないからです。週に1回、あるいは2週間に1回。その日に当たれば結果が出て、外せば何も起きません。
つまり、調査の成否は、日数ではなく「日の選び方」で決まります。

なぜ、日を外すのか
理由は3つです。
- 依頼者の記録が足りず、動く日を絞れなかった
- 絞れたのに、その日に人員が確保できなかった
- 相手が警戒していて、行動の型が読めなかった
1番目は、事前の聞き取りで防げます。2番目は、体制の問題です。3番目は、問い詰めたあとに起きやすい状態です。
「毎日入る」は、たいてい無駄
日数を増やせば当たる、という考え方があります。
これは、費用の面で合理的ではありません。10日入って1日当たるより、3日入って2日当たるほうがよいのは、当然のことです。
そのために必要なのが、事前の絞り込みです。記録、生活の型、休みの取り方、飲み会の頻度。ここに時間をかけたほうが、結果が変わります。
空振りの日も、記録する
何も起きなかった日を、報告しない事業者があります。
これはよくないと思っています。その日に何も起きなかったことも、情報です。「金曜は動かなかった」と分かれば、次は別の曜日に入ればいい。
空振りを記録として積み上げると、当たる日に近づきます。逆に、記録しなければ、同じ外し方を繰り返します。
途中で、方針を変える
3日入って何も出ない場合、こちらから提案します。
続けるのか、いったん止めて記録を増やすのか、別の切り口に変えるのか。止める提案もします。
費用をいただいている以上、続けたほうが売上にはなります。それでも止めるべきときは、止めるべきだと申し上げます。そうしないと、次に声をかけていただけません。
出ない可能性も、先に話します
契約の前に、必ずお伝えしていることがあります。
結果が出ない可能性は、常にあります。相手に何もなければ、当然、何も出ません。そして、それも1つの結果です。
「必ず撮れます」と言う相手がいたら、そこは疑ってください。撮れるかどうかは、相手の行動次第です。
見込みが薄いと判断すれば、そう申し上げます。そのうえで、受けるかどうかを決めていただきます。
「意味のある1日」を作るために
当たる日に入るために、こちらが事前にやることを書いておきます。
- これまでの記録から、外出の曜日と時間帯を並べる
- 休日の過ごし方の型を見る
- 相手の勤務の形(シフト・直帰の可否)を確認する
- 車を使うかどうかを確認する
- その日の天候と、周辺の行事を確認する
5番目は、意外に効きます。雨の日は行動が変わりますし、祭りや大きな行事があると、道が使えません。
当たらなかった日の使い方
外した日の記録は、次に活かします。
「金曜の19時から22時、動きなし」。この一行が積み上がると、消去法で候補が絞られていきます。1回で当てるより、2回で確実にするほうが、結果としては早いです。
ここを共有せずに進める事業者があります。何をしたか分からないまま、日数だけが増えていく。それは避けたいところです。
報告は、撮れた日も撮れなかった日も、同じように出します。そのほうが、次の判断ができます。
そして、見込みが薄いと判断したときは、こちらから止める提案をします。続けたほうが売上にはなりますが、それはしません。
よくあるご質問
何も出なかった場合、費用は戻りますか。
動いた時間の費用はいただきます。ただ、見込みが薄いと判断した時点でご相談し、続けるかどうかを決めていただきます。
他社で1か月やって出ませんでした。今からでも可能ですか。
可能です。ただ、そのときの報告書を見せていただけると、どこで外していたかが分かります。お持ちください。
何日くらいで結果が出ることが多いですか。
日が絞れている場合、数日で出ることがあります。絞れていない場合は、まず記録を増やすところから始めます。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。