
中身を、項目ごとに書き出します。何が入っていれば使えるのかが分かると思います。
報告書の中身を、具体的に書き出します。
これを読んでおけば、他社の見本を見たときにも判断できると思います。
1 表紙
調査の名称、依頼者名、調査期間、作成日、作成者。
ご希望があれば、表紙に屋号を入れないこともできます。家に置くことを考えると、そのほうがよい場合があります。
2 調査の概要
何を目的として、いつからいつまで、何日間、どこで調査したか。
ここに、依頼の内容がそのまま書かれます。あとで読み返したときに、何を頼んだのかが分かるようにしておきます。

氏名、住所、勤務先、車両(車種・色・番号)、外見の特徴。
調査の過程で確認した情報も、ここに追加されます。
4 調査結果(日ごと)
ここが本体です。1日ごとに、時系列で書きます。
「◯時◯分、◯◯を出発」「◯時◯分、◯◯にて女性と合流」「◯時◯分、◯◯(建物名)に入館」。すべて、分単位です。
写真は、それぞれの記述に対応する形で入れます。写真番号と、本文の時刻が一致するようにします。
移動の経路を、地図で示します。
文章だけでは、位置関係が分かりません。とくに、複数の場所を移動した日は、地図があると理解が早くなります。
日時が記録された写真を、時系列で並べます。
1枚ごとに、いつ・どこで撮ったものかを書きます。説明のない写真は入れません。
7 所見
最後に、調査を通じて確認された事実をまとめます。
ここでも、感想は書きません。「◯月◯日および◯月◯日、対象者と女性が◯◯に入り、それぞれ2時間13分、1時間48分滞在したことを確認した」。この形です。
入れないもの
逆に、入れないものも書いておきます。
推測。感想。関係のない第三者の情報。依頼の目的に関係のないものは、書きません。
調査の過程で、依頼と関係のないことを知ることがあります。それは報告しません。目的の範囲を超えるからです。
受け取ったあと
報告書を受け取ったら、まず弁護士に見ていただくことをおすすめします。
足りない部分があれば、その時点で分かります。時間がたってからでは、追加の調査が難しくなります。
保管については、ご自宅に置きにくい場合、こちらで一定期間お預かりすることもできます。ご相談ください。
報告書は、あとから読み返すもの
報告書は、渡してそれで終わりではありません。
弁護士に相談するとき。相手と話し合うとき。調停の場で説明するとき。そのたびに読み返されます。
ですから、読む人が変わっても伝わるように書きます。事情を知らない人が読んでも、その日を再現できる形にしておく。それが基準です。
何年かたってから読み返すこともあります。そのときのために、日付と場所は正確に残します。
保管について
受け取ったあとの置き場所も、考えておいてください。
家に置けない場合、実家、職場のロッカー、貸金庫といった選択肢があります。相手に見つかると、そこで隠されます。
データの場合も同じです。共有のクラウドや、家族で使っているパソコンには置かないでください。
ご相談いただければ、一定期間こちらでお預かりすることもできます。ご希望があれば、期間が過ぎたあとの消去まで書面で決めておきます。
よくあるご質問
報告書は、紙とデータの両方もらえますか。
両方お渡しします。データの受け渡しの方法も、ご希望に合わせます。
内容に間違いがあったら、直してもらえますか。
事実の誤りがあれば、確認のうえ訂正します。ただ、記録にないことを書き足すことはできません。
報告書を、こちらで作り直してもいいですか。
手を加えると、あとで疑われる原因になります。そのままお使いください。要約が必要なら、別紙として作ります。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。