私立探偵 望月
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「被害者でいることをやめる」という段階について

その後 2021.10.16
「被害者でいることをやめる」という段階について

厳しい言い方をされて、傷ついた方がおられます。その言葉の中身を、少し分解してみます。

相談の中で、こう言われたという話を聞くことがあります。

「いつまでも被害者でいるな」。身近な人から言われて、深く傷ついたという方がおられます。

まず、その言い方は乱暴です

最初に書いておきます。この言い方は、乱暴です。

傷ついている人に対して、まず言うべき言葉ではありません。言われて傷ついたのは、当然のことです。

そのうえで、その言葉の中に何があったのかを、少しだけ考えてみます。

その言葉に、傷ついて当然です

言った側が見ていたもの

たいていの場合、言った人は心配しています。

何か月も同じ話を聞いていて、この人が前に進めないでいることが心配になっている。ただ、その伝え方がひどく下手だった。それだけのことが多いです。

ですから、言われた内容より、その人がどうしてほしかったのかを見てみてください。

「被害者をやめる」の中身

この言葉を、実務の言葉に置き換えてみます。

「相手に変わってもらうことを、期待するのをやめる」ということです。

謝罪してほしい、反省してほしい、自分から言い出してほしい。この期待を持ち続けているあいだは、相手の出方を待つことになります。待っているあいだ、こちらは動けません。

期待をやめると、動ける

期待をやめるというのは、許すことではありません。

相手が変わらなくても進められる形に、切り替えるということです。

証拠を集める。弁護士に相談する。条件を決める。手続きにする。ここまで来ると、相手の気持ちに関係なく話が進みます。

それでも、急がなくていい

ただし、これは時期の話でもあります。

知ったばかりの時期に、切り替えられるはずがありません。数か月かかるのが普通です。

ですから、「まだ切り替えられない」と自分を責めないでください。切り替わるときは、自然に切り替わります。

切り替わるきっかけ

見てきた範囲で、きっかけになりやすいものを挙げます。

  1. 事実がはっきり分かったとき
  2. 相手が変わらないと確信したとき
  3. 手続きが始まったとき
  4. 次の生活の見通しが立ったとき

1番目が、いちばん多いです。分からないまま待っている状態が、いちばん長引きます。

言われて傷ついた方へ

最後に、もう一度書いておきます。

その言葉に傷ついたのは、正しい反応です。言われて平気なほうが、おかしいです。

そして、切り替える時期は、人に決められるものではありません。ご自身のペースで構いません。

ただ、待っているだけの時間を短くする方法はあります。それが、事実を確かめることです。

怒りが消えないことについて

もう1つ、よく聞く悩みを書いておきます。

「時間がたっても、怒りが消えません」。これも、普通のことです。

怒りは、消すものではなく、置いておくものだと考えてください。無理に消そうとすると、かえって長引きます。

手続きが進むと、怒りに使っていた力が別のところに向かいます。そうして、少しずつ薄れていきます。

比べないでください

最後に、これだけ。

同じような経験をした人が、早く立ち直っているように見えることがあります。比べないでください。

事情も、性格も、家族の構成も違います。そして、外から見えているのは、その人が見せている部分だけです。

ご自身のペースで進めば足ります。急かす人がいたら、その人とは少し距離を置いてください。

よくあるご質問

前に進めない自分が、情けないです。

普通のことです。数か月かかる方がほとんどですし、それでおかしいということはありません。

相手の謝罪を、待つのは無駄でしょうか。

無駄ではありませんが、待つあいだにできることはあります。両方を同時に進めて構いません。

誰にも分かってもらえません。

身近な人には分かりにくい話です。外の人間に話すという方法があります。話すだけで結構です。

調べると決めていなくて、構いません。

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私立探偵 望月 滋賀県長浜市。浮気・不倫の調査。
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