
1名では追えない場面があります。人数がどこで効くのかを、具体的に書きます。
「調査員は何人ですか」という質問を、よくいただきます。
答えは「場面による」なのですが、それでは分かりませんので、どこで人数が効くのかを書きます。
1名でできること
まず、1名でできることを書きます。
- 特定の場所で、出入りを見張る
- 徒歩で、短い距離を追う
- 車で、一定の距離を追う(条件つき)
「見張る」だけなら、1名で足ります。相手が動かない場面では、人数は要りません。

2名が要る場面
2名以上が必要になるのは、次の場面です。
- 徒歩と車が切り替わるとき
- 建物に複数の出口があるとき
- 電車に乗るとき
- 二人が別れて、両方を追うとき
1番目が、いちばん多い場面です。相手が車を降りて歩き出すと、車を停める人と、歩いて追う人が要ります。1名だと、車を置いて追うか、追わずに車に残るかしかありません。
電車の難しさ
電車は、とくに人数が要ります。
同じ車両に乗れば近すぎ、別の車両だと降りる駅を見落とします。乗り換えがあれば、さらに難しくなります。2名いれば、1人が同じ車両、1人が隣の車両という形が取れます。
滋賀の場合、駅の構造によっては1名でも対応できることがあります。ここは、事前に確かめておく点です。
人数と費用
当然ですが、人数が増えれば費用が増えます。
ですから、全部の日に人数を出す必要はありません。確かめるだけの日は少なく、勝負の日は厚く。この配分をします。
見積もりの段階で、「この日は1名、この日は2名」という形でお出しします。合計の上限を決めたうえで、配分を組みます。
1名で受ける場合
正直に書きます。こちらは、基本的に一人で動いています。
ですから、2名以上が必要な場面では、体制を組んだうえでお受けします。組めない日は、そう申し上げます。
これは、依頼される方にとってのリスクでもありますので、隠さずにお伝えしています。急を要する場合や、広い範囲を追う必要がある場合は、規模の大きいところのほうが向いています。
人数を増やせば、確実になるわけでもない
一方で、人数が多ければよいというものでもありません。
同じ場所に何人もいれば、それだけ目立ちます。狭い場所や、人の少ない時間帯では、かえって気づかれやすくなります。
地方では、この点が都市部と違います。夜の住宅街に見慣れない人が2人いれば、目立ちます。
機材で補える部分
人数の代わりに、機材で補える部分もあります。
暗い場所に対応したカメラ、長い距離を撮れるレンズ。これがあれば、無理に距離を詰めずに済みます。
距離を詰めないことが、気づかれないことにつながります。ここは、人数より効くことがあります。
車と徒歩が切り替わる場面
2名が要る場面として挙げた1番目を、もう少し具体的に書きます。
相手が駐車場に車を停めて、そこから歩き出す。このとき、こちらの車をどこに置くかという問題が生じます。
同じ駐車場に入れれば近すぎますし、遠くに置けば追いつけません。2名いれば、1人が降りて追い、1人が車を移動させられます。
ここを1名でやると、たいてい距離が空きすぎて見失います。事前に駐車場の位置を調べておくのは、このためです。
事前の下見について
調査の日の前に、現地を見ておくことがあります。
職場の出口がいくつあるか。駐車場の出入口はどこか。どこに立てば目立たないか。この下見が、当日の成否を分けます。
下見は、調査の時間には含めていません。準備の一部だと考えています。
相手の生活圏が広い場合や、初めての場所の場合ほど、この時間が効きます。
よくあるご質問
何名で動くかは、事前に分かりますか。
見積もりの段階でお出しします。日ごとに何名かまで、書面に入れます。
1名でも大丈夫な場面はありますか。
あります。決まった場所での出入りの確認であれば、1名で足ります。費用も抑えられます。
当日に人数を増やすことはできますか。
事前に組んでいなければ難しいです。可能性がある場合は、あらかじめ体制を確保しておきます。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。