
よくある形として書きます。特定のどなたかの話ではありません。調べたら、対象者は誰かに会っていたのではなく、車の中で一人、時間を潰していました。
「毎週水曜だけ、帰りが2時間ほど遅い」というご相談をいただくことがあります。よくある形として書きます。特定のどなたかの話ではありません。
理由を聞いても「渋滞していた」「残業だった」としか返ってこない。曜日が決まっているだけに、疑いは深くなっていきます。
毎回違う言い訳ならまだしも、同じ言葉が繰り返されると、聞く側の不安はより強くなります。曜日が決まっているという規則性が、疑いを深める一番の要因です。
帰りたくない時間、というもの
調べてみると、対象者は会社を出たあと、近くの駐車場に車を止めて、一人でしばらく過ごしていることがあります。
同じ駐車場を選ぶことが多く、行動には一定のパターンが見られます。
誰かと会っているわけではなく、ただ座っている。スマホを眺めているだけの時間が、1時間以上続くこともあります。
誰かに会っていたわけではなかった
車のエンジンをかけたまま、ただ座っているだけの時間が続くこともあります。誰かを待っているようにも、誰かを避けているようにも見えます。
飲み物を買って、車の中で飲みながら過ごす。それだけで、駐車場での時間が終わることもあります。浮気でも、隠しごとでもありません。
音楽を聴いているだけだった、という形も少なくありません。

職場や家庭、どちらにも本音を言えず、行き場のない時間を、車の中に作っていた。そういう形です。仕事の悩みを抱えていても、家では元気に振る舞わなければと思っている方は、少なくありません。
責めずに、向き合うということ
調査の結果を聞いた依頼者の多くは、ほっとすると同時に、複雑な気持ちにもなるようです。
誰にも弱音を吐けない状況が、駐車場での時間を作り出していた、という見方もできます。弱さを見せられる場所が、家庭の外にしかなかった、ということです。
何もなかったことは安心材料ですが、一人で抱え込ませていたという事実も残ります。
安心と同時に、なぜ自分に話してくれなかったのかという寂しさを口にする方もいます。
「なんで一人で悩んでたの」と問い詰めるのではなく、「話したいときは聞くよ」とだけ伝えることを、私はおすすめしています。
声のかけ方一つで、その後の関係が変わることもあります。問い詰める言葉より、待つ姿勢のほうが、多くの場合はうまくいきます。
水曜日だけ、記録しておく
調査を依頼する前に、次のようなことを記録しておくと、状況を整理しやすくなります。
曜日ごとの帰宅時間を、スマホのカレンダーに残しておくだけでも十分です。
・8月5日(水)、帰宅予定時刻から2時間遅れて帰宅。理由は「渋滞」とのみ。
・8月12日(水)、同じ曜日に再び2時間遅れ。会社近くの駐車場を通ったとき車を見かけた。
・8月19日(水)、3週連続で同じ曜日に遅れて帰宅。
曜日と時間のずれだけを、事実として記録してください。感情を書き添える必要はありません。
調べられるのは、行動まで
ご依頼をいただいた段階で、私にできることは、行き先と、そこでの行動を確認することです。
車の中での様子や、立ち寄り先の確認までが、私にできることです。
スマホの中身や、銀行口座を確認することは、私にはできません。見えるのは、外から確認できる行動だけです。家の中に立ち入って確かめることも、業務の外になります。
職場での悩みの中身そのものにまで踏み込んで調べることは、依頼の範囲を超えます。行動の事実確認までが、私の役目です。
働き方や職場の相談窓口については、専門の窓口をご案内することもできます。ただし、職場に直接連絡を取ることは、私の役目ではありません。
よくあるご質問
何もなかった場合、調査費用は無駄になりますか。
無駄だとは思いません。心配な事実がなかったと確認できることも、調査の大切な成果の一つです。
仕事の悩みを抱えていると分かったら、どうすればいいですか。
責めずに、話したいときはいつでも聞くという姿勢を伝えるだけで十分だと思います。無理に聞き出す必要はありません。
職場の人間関係まで調べてもらえますか。
行動の事実確認はできますが、職場内部の事情そのものへの調査は、依頼の範囲外になることが多いです。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。