
証拠を見せたあと、相手から謝罪があったという話をよく聞きます。そこから先が、本当の始まりです。
証拠をお見せしたあと、「相手が泣いて謝った」という話を、よく聞きます。
よくある形として書きます。謝罪があったところで、話は終わりではありません。むしろ、そこからが本当の始まりです。この記事では、謝罪のあとに必要なことを書きます。
謝罪は、ゴールではない
謝ってもらえたことで、いったんは気持ちが落ち着きます。
ただ、謝罪そのものには、行動を保証する力はありません。言葉として謝ることと、今後の行動を変えることは、別のことです。
謝罪の場では、誰でも反省した気持ちになりやすいものです。その場の空気と、日常に戻ってからの行動が、同じとは限りません。
言葉だけの謝罪と、形にする謝罪
この2つを、分けて考えてください。
「もうしない」という言葉だけのものと、連絡先を交換しない、会う機会がある場では必ず知らせる、といった具体的な約束を文書にしたもの。効力の重みが違います。

約束を、具体的な行動に変える
謝罪のあとに必要なのは、抽象的な反省の言葉ではありません。
相手方との連絡を断つ、必要であれば勤務先や生活の場を変える、家計や予定を共有する。「何をしないか」「何をするか」を、具体的に決めておくことです。
文書にしておけば、あとで「言った」「言わない」の水掛け論を避けられます。作成には弁護士の力を借りることをお勧めします。
時間を置いて、もう一度確かめる
約束したことが、実際に守られているか。
すぐに安心せず、しばらく時間を置いてから様子を見るという考え方もあります。守られていることが分かれば、それが何よりの安心材料になります。
数か月単位で見ていくくらいの心づもりでいると、一時的な変化と、続く変化の違いが見えてきます。
お手伝いできること
謝罪のあと、もう一度だけ確認したいというご依頼もお受けしています。
前回の調査内容をふまえて、今回は何を確かめたいのかを絞ってから始めることができます。ゼロからではなく、続きとして進められます。
謝罪を受け入れるかどうかも、選べる
謝罪をそのまま受け入れる必要はありません。
一度で納得できないなら、何度でも、納得できるまで話し合う権利があります。早く終わらせることを優先して、無理に受け入れる必要はありません。
受け入れるかどうかを決める前に、時間をかけて考えることも、正当な選択です。
子どもがいる場合の再構築
子どもがいる場合、関係を続けるかどうかの判断に、子どもの存在が大きく関わってきます。
子どものために続けると決めるのも、子どもの前でだけ取り繕う関係を続けないと決めるのも、どちらも尊重されるべき選択です。正解はひとつではありません。
どちらを選ぶにしても、子どもに事情を説明する時期や範囲は、慎重に考えてください。
再構築を選んだ場合に、気をつけたいこと
関係を続けると決めた場合、以前と同じ生活に、そのまま戻ろうとしなくて構いません。
何かひとつでも、生活の形を変えてみることをお勧めしています。連絡先を交換した相手との共通の知人を減らす、生活のリズムを見直すなど、小さな変化で構いません。
同じ状況に戻れば、同じことが繰り返される可能性も残ります。変化を作ることが、再発を防ぐ手立てのひとつになります。
一人で判断に迷うとき
謝罪をどう受け止めるか、関係を続けるかどうか。ひとりで抱えるには、重い判断です。
家族や友人に相談する方法もありますが、利害関係のない第三者に話すことで、見えてくるものもあります。私のところでも、判断そのものに口を出すことはしませんが、状況の整理はお手伝いできます。
焦って結論を出す必要はありません。どの選択にも、それぞれの事情があります。周りの意見に流されすぎず、ご自身の気持ちを大切にしてください。
よくあるご質問
謝罪があれば、証拠はもう不要ですか。
保管しておくことをお勧めします。約束が守られなかった場合に、必要になることがあります。
約束を文書にするのは、大げさではありませんか。
大げさではありません。口約束より、あとの安心につながります。弁護士に相談しながら作る方が多いです。
もう一度調査を頼むのは、相手を信じていないようで気が引けます。
そう感じる必要はありません。確認することと、信じないことは別です。安心のための確認だとお考えください。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。