
早すぎることはありません。むしろ、取る前に一度相談しておくほうが、無駄が出ません。
弁護士に相談するタイミングについて、整理して書きます。
結論から言うと、2回あります。取る前と、取ったあとです。
1回目 調査に入る前
これまで何度も書いてきましたが、もう一度書きます。
調査に入る前に、「証拠が必要かどうか」「どういう形のものが必要か」を聞いておいてください。
この一言があると、調査の目標がはっきりします。目標がはっきりすれば、日数が減ります。日数が減れば、費用が下がります。

2回目 報告書を受け取ったあと
報告書を受け取ったら、できるだけ早く見ていただいてください。
理由は2つあります。1つ、足りない部分があれば、その時点なら追加できるから。2つ、時効の起算点の判断が要るからです。
時間がたつと、追加の調査は難しくなります。相手の行動が変わってしまうためです。
どこに相談するか
心当たりがない場合の探し方を書きます。
- 法テラス(日本司法支援センター)
- 各地の弁護士会の法律相談
- 市区町村の無料法律相談
- 知人からの紹介
1番目は、収入などの条件を満たせば無料で相談でき、費用の立替の制度もあります。まずここに問い合わせるのが分かりやすいです。
相談に持っていくもの
相談の時間は限られています。次を持っていくと、話が早く進みます。
- 調査の報告書
- これまでの経緯をまとめたメモ(時系列)
- 婚姻期間、家族構成、収入の概要
- 財産の一覧(分かる範囲で)
- 自分がどうしたいか(1行)
2番目があると、説明の時間が半分になります。その分、質問に時間を使えます。
聞いておくとよいこと
相談で聞くべきことも、挙げておきます。
- この材料で足りるか
- どのくらいの期間がかかるか
- 弁護士に頼んだ場合の費用
- 自分で進められる部分はあるか
4番目を聞く方は少ないのですが、聞いてみる価値があります。全部を依頼しなくてよい場合があります。
合わないと思ったら、変えていい
最後に、これも書いておきます。
弁護士との相性は、あります。説明が分かりにくい、話を聞いてくれない、決めつけられる。そう感じたら、別の方に相談して構いません。
この件は、長い付き合いになります。話しやすい相手を選んでください。
弁護士に伝えにくいこと
相談のときに、言いにくいことがあると思います。
自分がスマホを見てしまった。相手を問い詰めてしまった。感情的なことを言ってしまった。これらは、正直に話してください。
隠したまま進めると、相手方から出されたときに対応できません。先に知っていれば、対策が立てられます。
弁護士は、責めるために聞いているのではありません。守るために聞いています。こちらも同じです。
依頼するかどうかは、別
もう1つ、知っておいていただきたいことがあります。
相談したからといって、その弁護士に依頼しなければならないわけではありません。相談だけで終わって構いません。
複数の事務所に相談して、比べる方もおられます。大きな判断ですので、そうされるほうが納得できると思います。
ただし、相談のたびに経緯を説明するのは、かなり消耗します。時系列のメモを1枚作っておくと、その負担が減ります。
費用の見通しを、先に聞く
弁護士に依頼する場合の費用について、聞き方を書いておきます。
「この件を最後まで依頼した場合、合計でいくらになりますか」と聞いてください。着手金だけを聞くと、あとで実費や報酬金が加わります。
相手方への請求と、配偶者との離婚を両方頼む場合、費用が別に立つことがあります。ここも確かめてください。
よくあるご質問
弁護士に頼むと、費用はどのくらいですか。
着手金と報酬金の形が一般的です。金額は事務所によって違いますので、相談の際に確認してください。
調査の前に相談すると、探偵は不要だと言われませんか。
言われることがあります。それも1つの答えです。不要なら、そのほうがよいと思っています。
弁護士を紹介してもらえますか。
特定の方を紹介する形は取っていません。探し方はお伝えできます。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。