
事務所の規模より、土地勘のほうが大事な場面があります。使い分けの基準を書きます。
滋賀にお住まいの方から、「県外の大きな事務所に頼んだほうがいいのでしょうか」と聞かれることがあります。
テレビや広告でよく見る事務所のほうが、安心できると感じる方もいらっしゃるようです。知名度と、実際の対応力は、別のものだと考えています。
大きさより、土地勘
結論から言うと、事務所の規模よりも、土地勘のほうが大事な場面が多いです。ここは、意外と見落とされがちな点です。
対象者の行動範囲が滋賀県内であれば、道や周辺の店を知っている調査員のほうが、動きやすいのは事実です。抜け道や駐車できる場所を知っているかどうかも、差になります。
大きな事務所でも、実際に現場へ来るのは、地元の協力員というケースもあります。看板の大きさと、現場の対応力は、必ずしも一致しません。
滋賀県内は、都市部と比べて公共交通機関の本数が少ない地域もあります。車での移動を前提にした土地勘が、意外なところで差になることがあります。

県外の事務所にも利点はある
公平に書きます。県外の大きな事務所には、県外の大きな事務所の利点もあります。
対象者が出張や旅行で県外に出ることが多い場合は、全国に拠点がある事務所のほうが対応しやすいことがあります。行動範囲によって、向き不向きが分かれます。
県外の事務所に依頼した場合、契約や打ち合わせがオンラインで完結することも増えています。直接顔を合わせて相談したい場合は、地元の事務所のほうが調整しやすい面があります。
全国規模の事務所には、蓄積されたノウハウの厚みという利点もあります。規模の大小だけで、良し悪しを決めつけないほうがいいと思います。
交通費の差
距離が離れるほど、交通費と移動時間がかかります。
その分が見積もりに上乗せされることも、考えておいてください。同じ調査内容でも、距離によって総額が変わります。
出張調査になる場合、事前に現地の下見をしてから本番に臨む事務所もあります。費用だけでなく、報告の仕方や連絡の頻度も、事務所によって差があります。
宿泊を伴う調査になれば、その分の費用も加わります。見積もりの段階で、総額のイメージをつかんでおくと安心です。距離を理由に、金額の説明を省略する事業者には注意してください。
使い分けの目安
目安として、次のように考えていただくといいです。
・行動範囲がほぼ滋賀県内なら、地元の事務所
・出張や旅行など県外への移動が多いなら、対応地域が広い事務所
どちらか一方に決めきれない場合は、地元の事務所に一度相談し、県外への対応力もあわせて聞いてみるという方法もあります。滋賀県内でも、地域によって土地勘の細かさには差があります。
相談だけ、複数にしてもいい
迷う場合は、地元と県外、両方に相談してみるのも一つの方法です。比べてみて、説明が分かりやすいほうを選んでいただいて構いません。
私のところでも、県外への出張調査のご相談はお受けしています。距離によって費用感が変わる点だけ、先にお伝えするようにしています。実際に出張した際の目安についても、お話しできます。
迷ったときは、まず候補となる事務所に、率直に疑問をぶつけてみてください。答え方の丁寧さや誠実さも、選ぶときの大きな判断材料になります。
どちらを選ぶにしても、最終的に決め手になるのは、見積もりと説明の丁寧さです。看板の大きさだけで決める必要はありません。
よくあるご質問
滋賀県内なら、地元の事務所のほうがいいですか。
土地勘という点では有利です。ただ、最終的には見積もりと説明の内容を確かめたうえで判断してください。規模だけで決める必要はありません。
県外の事務所は、対応が遅れますか。
拠点の場所によります。滋賀県内、もしくは近隣に拠点があるかどうかを、事前に確認してみてください。距離が近いほど、初動も早くなります。
遠方への調査は、追加費用がかかりますか。
交通費や移動時間がかかる分、費用に反映されることがあります。見積もりの段階で、必ず確認しておいてください。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。