
愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町。小さな町からのご相談には、都市部とは違う気の配り方があります。
愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町。滋賀県の中でも、人口の少ない町からご相談をいただくことがあります。
町が小さいというだけで、調べる内容が変わるわけではありません。ただ、気をつける点は変わります。この記事では、小さな町ならではの事情を具体的に書きます。
小さな町ほど、顔が知られている
住んでいる方同士が、たいてい顔を知っています。
見慣れない車が同じ場所に何度も止まっていれば、すぐに気づかれます。都市部であれば紛れることが、町では紛れません。この前提を最初に置いて、調査の組み方を考えます。
商店や神社の前、田んぼのあぜ道など、人の目が届く場所が多いことも特徴です。都市部の感覚のまま調査を組むと、思わぬところで気づかれることがあります。

車での移動が前提になる
徒歩で行き来する距離ではないことが多く、移動は車が中心になります。
ということは、車のナンバーや車種そのものが、手がかりとして残りやすいということでもあります。駐車場の少なさも、記録を取りやすくしている面があります。
一方で、調査員の車も同じ理由で目立ちます。地元のナンバーに合わせる、待機場所を頻繁に変えるといった工夫が要ります。レンタカーを使い分けることもあります。
待ち合わせ場所を町の外にする
ご相談やお打ち合わせの場所は、町の中の喫茶店などは避けます。
誰かに見られて、話の内容まで広まってしまうことを避けるためです。近隣の市まで出ていただくか、こちらから伺う形をご提案します。彦根市や近江八幡市など、少し離れた場所での面談をお願いすることもあります。
電話やビデオ通話でのご相談も、もちろん対応しています。移動の負担そのものをなくしたい方には、こちらをお勧めしています。
「近所の人に、最近の様子を聞いてもらえないか」と頼まれることもありますが、これはお断りしています。小さな町では、聞いて回ったこと自体が、あっという間に伝わるためです。調べていることが本人に伝われば、そこで調査は終わります。見て、記録する。それだけを行います。
それでも、調査はできる
町が小さいことは、難しさであって、できない理由ではありません。
車の動きが読みやすい、生活の範囲が絞りやすいという面もあります。都市部より、かえって短い日数で分かることもあります。行き先の選択肢が限られているぶん、行動の予測がしやすいという事情もあります。
「田舎だから難しいのでは」と、相談自体をためらう必要はありません。まずは状況をうかがうところから始めさせてください。
看板を出さない配慮
こちらの案内自体も、目立たない形にしています。
車に大きな社名を出す、揃いの制服で歩く。そうした分かりやすさは、小さな町では不利に働きます。普段着に近い服装で、私用の乗用車を使うようにしています。
名刺や封筒も、屋号がひと目で分かるデザインは避けています。ポストに入れる書類ひとつにも、気を配っています。
地域とのつながりを大切にする
長浜市に事務所を置く者として、隣接する郡の事情にも、日頃から目を向けています。
祭りの日程、地域の集まりの時間帯。こうした土地の行事を知っているかどうかで、調査の組み立てやすさが変わります。知らずに動くと、思わぬ人だかりに紛れ込んでしまうこともあります。
長年その土地で暮らしてきた調査員だからこそ気づく違和感もあります。土地勘のある調査員を選ぶという視点も、持っておいていただきたいところです。
弁護士や行政の窓口も、少し離れた場所にある
町の中に、弁護士事務所や公的な相談窓口が少ない地域もあります。
必要になれば、彦根市や近江八幡市、長浜市の窓口をご案内できます。調査だけで終わらせず、次の相談先まで含めてお伝えすることを心がけています。
土地勘のない専門家に一から説明する手間を省けるよう、地域の事情を分かった上でおつなぎします。こうした配慮も、追加の費用にはつながりません。通常の料金体系の中で行っています。
よくあるご質問
町内に事務所がなくても対応してもらえますか。
はい。長浜市を含め、県内であれば伺います。ご相談はお電話やビデオ通話でも承っています。
調査員の車が目立ちませんか。
地域に合わせて車両や待機場所を調整します。同じ場所に長く止め続けることは避けています。
近所に知られずに調査できますか。
聞き込みは行わず、見て記録する方法のみを使いますので、周囲に広まる動きは作りません。面談の場所にも配慮します。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。