
警戒された状態からの調査が、どのくらい難しくなるのか。実際のところを書いておきます。
前回の続きです。問い詰めたあと、現場がどう変わるのかを具体的に書きます。
これは脅しではありません。知っておいていただくと、次の判断が変わると思うからです。
相手の行動は、3段階で変わる
第1段階は、直後の数日です。連絡を控え、まっすぐ帰ってきます。
第2段階は、2週間から1か月ほど。表向きは元に戻りますが、痕跡を残さなくなります。現金払いに変わり、車がきれいになり、スマホは伏せたままになります。
第3段階は、そのあとです。会い方そのものを組み替えます。時間帯を変える、場所を変える、車を使わなくなる、一緒に移動しなくなる。

「一緒に移動しない」が、いちばん厄介
調査の側から見て、いちばん困るのがこれです。
二人が別々に現地へ行き、別々に帰る。この形にされると、外から見て一緒にいたことを示すのが難しくなります。建物への出入りが、それぞれ別の時刻になるからです。
できないわけではありません。ただ、必要な人数と日数が増えます。つまり、費用が上がります。
費用の話を、正直に
警戒されていない状態と、されている状態とでは、必要な調査の量が違います。
前者は、行動の型が分かれば数日で足りることがあります。後者は、まず型を見つけるところからになるので、日数が読みにくくなります。
問い詰めるかどうかは、費用の話でもあります。あまり言われることではありませんが、実際にはそうです。
「一度だけ」と言われたあと
よくあるのが、問い詰めた結果、一部だけ認められるという展開です。
「食事はした。それだけだ」「一度だけ会った」。ここで多くの方が、いったん収めてしまわれます。
そのあとどうなるかというと、関係が続いていることが、数か月後に分かる。認めた分だけを認めて、あとは隠すというやり方は、実際によく起きます。
それでも、確かめられることはある
暗い話ばかりになりましたので、逆のことも書いておきます。
警戒されていても、生活のすべてを変えることはできません。仕事があり、家庭があり、時間には限りがあります。どこかに必ず、変えられない時間が残ります。
その時間を見つけるのが、こちらの仕事です。日数はかかりますが、見つからないということは、そう多くありません。
ですから、すでに問い詰めてしまった方も、あきらめないでください。順番が変わるだけです。
警戒が緩む時期がある
一方で、警戒はずっと続きません。人は、緊張し続けられないからです。
目安として、2か月から3か月で緩み始めます。きっかけになるのは、こちらが何も言わなくなることです。相手は、こちらが諦めたと感じます。
そのころから、また少しずつ痕跡が戻ります。持ち物、時間帯、休日の過ごし方。
ですから、問い詰めてしまったあとに大事なのは、静かにしていることです。何もしていないように見せることが、いちばん効きます。
その期間に、こちらが準備すること
待っているあいだも、やることはあります。
- これまでの記録を、日付順に並べ直す
- 平日と休日で、生活の型がどう変わったかを書き出す
- 着地点を決める(離婚したいのか、慰謝料か、続けたいのか)
- 相談先を1つ決めておく
この4つが終わっていると、動ける日が来たときにすぐ動けます。逆に、何も準備せずに待つと、緩んだ時期を見送ることになります。
見送ってしまうと、また次の機会まで待つことになります。それが、いちばんもったいないです。
よくあるご質問
問い詰めてから半年たちました。もう遅いですか。
半年たっていれば、相手の警戒はかなり緩んでいることが多いです。むしろ、動きやすい時期に入っている可能性があります。
「一度だけ」と認められました。信じてもいいでしょうか。
信じるかどうかは、あなたが決めることです。ただ、記録は続けてください。続いていた場合、その記録が後で効きます。
警戒されていると、費用はどのくらい変わりますか。
ケースによりますが、必要な日数が増える分だけ上がります。見積もりの段階で、上限を決めてお出しします。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。