
在宅勤務の方に出やすい兆候があります。決めつけずに見る視点を書きます。
在宅勤務の方から寄せられるご相談には、独特の兆候があります。通勤がない分、時間の使い方そのものに変化が出やすいのです。
今日は、よく聞かれる兆候を、一般的な形で書きます。決めつけるためのものではありません。
昼の時間帯に、外出が増える
在宅勤務は、昼休みや隙間時間に自由がききます。「打ち合わせで外に出る」という理由が増えたかどうかは、ひとつの目安になります。
決めつける材料ではありません。外出の頻度そのものより、理由の説明が変わってきたかどうかを見ています。

仕事部屋の扉が、閉まるようになる
以前は開けたままだった部屋の扉が、閉まるようになった。「集中したいから」という理由は、それ自体は自然です。
変化そのものより、他の変化と重なっているかどうかを見ます。ひとつの変化だけで判断することは避けています。
オンライン会議の予定が増える
在宅勤務では、オンライン会議の予定が本当かどうか、家族からは確かめにくいものです。予定が入る曜日や時間帯に、パターンがないかを見ます。
会議中は連絡がつきにくい、という状態が増えたかどうかも、あわせて見る点のひとつです。

休憩時間の使い方
休憩のたびにスマホを持って別の部屋に行く。以前はリビングで見ていたのに、といった変化です。
ひとつだけでは、判断材料になりません。いくつか重なったときに、初めて調べる意味が出てきます。複数の変化が同じ時期に重なっているかどうかを、ご自身で記録しておくと、あとで相談しやすくなります。
決めつけない、という前提
在宅勤務そのものは、多くの方にとって普通の働き方です。兆候はあくまで兆候であって、証明ではありません。
気になることが重なったら、記録をつけながら様子を見てください。焦って問い詰める前に、事実を積み重ねることをおすすめします。
通勤がないことの良い面も書いておく
公平に書きます。在宅勤務そのものは、家族と過ごす時間を増やす良い働き方でもあります。
兆候の話ばかりが目につきやすいですが、変化がないことのほうが、実際には多いです。心配のしすぎにも注意してください。
本人に聞いてみるという選択
調べる前に、率直に聞いてみるという方法もあります。
関係によっては、それですっきりすることもあります。調査は、聞いても分からなかった時の次の手段として考えていただいて構いません。
リビングなど共有の場所で過ごす時間が減ったかどうかも、見ておきたい変化のひとつです。
部屋にこもる時間が急に増えた場合は、理由を聞いてみるのもひとつの方法です。
電話の声のトーンや、キーボードを打つ音の変化など、生活音の端々に変化が表れることもあります。
気配を感じ取るのは自然なことですが、それだけで決めつけないでください。
勤怠の記録上は働いている時間なのに、家の中にいる様子がないといった食い違いに気づく方もいます。
ここでも、記録として積み重ねることが大事です。
特定の曜日だけ帰りが遅い、外出が多いといった、週単位のパターンが見えることもあります。
曜日ごとの違いを記録しておくと、あとで振り返りやすくなります。
オンライン会議の画面越しに見える表情や姿勢からも、疲れや変化が伝わることがあります。
ただし、画面越しの印象だけで判断するのは危険です。
兆候をひとつずつ書き出してみると、頭の中が整理されます。
それだけでも、次にすべきことが見えてくることがあります。
よくあるご質問
在宅勤務中の外出だけを確認してもらえますか。
できます。日中の短時間の調査にも対応しています。ご希望の曜日や時間帯をお伺いします。無理のない範囲でお引き受けします。お気軽にご相談ください。まずは状況を伺うところから始めます。
オンライン会議が本当かどうか、確かめられますか。
会議の有無そのものより、その時間帯の行動を記録する形で対応します。記録のとり方も、事前にご説明します。当日の予定変更にも柔軟に対応します。丁寧に対応いたします。誤解のないよう、記録を積み重ねます。
在宅勤務は調べにくいのではないですか。
外出の機会が読みにくい面はありますが、パターンをつかめば通常の調査と同じように進められます。一緒に整理しながら進めていきましょう。ひとりで抱え込まないでください。焦らず進めることが大事です。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。