私立探偵 望月
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追加調査をするかどうかの判断

実務 2025.11.04
追加調査をするかどうかの判断

報告書を受け取ったあと、「もう一度調べたい」と思う方がいます。追加する前に、何が足りないのかを分けて考えます。

調査が終わり、報告書を受け取ったあとに、「もう少し調べたい」というご相談をいただくことがあります。ここで大事なのは、何が足りないのかを分けて考えることです。

足りないのは、回数か内容か

足りないと感じる理由は、大きく2つに分かれます。1つは「日数が少なくて、決定的な場面が撮れなかった」。もう1つは「撮れたけれど、証拠として弱い」。

この2つは、対応の仕方が違います。同じ調査をもう一度繰り返しても、解決しないことがあります。

対象者の行動パターンがまだ読めていない段階であれば、日数を増やすことで見えてくることがあります。この場合は、追加調査が有効です。

積み上がった記録を見返すことから、次の判断が始まります

内容が足りない場合

一方、撮れてはいるが決め手に欠ける場合は、日数ではなく調査の方法を変える必要があります。時間帯を変える、場所を変える、といった工夫です。

同じやり方を繰り返しても、同じ結果になりやすいです。前回の報告書を一緒に見返し、何が不足していたかを具体的に確認してから、次の計画を立てます。

前回の調査員を変えるかどうか

内容が足りなかった場合、調査員や調査の方法そのものを見直すこともあります。同じ人が続けたほうがいい場合と、視点を変えたほうがいい場合があります。

どちらが良いかは、前回の記録を見ないと判断できません。報告書を持って、一度相談にお越しください。

そもそも、何のために証拠が必要なのかを、もう一度確認します。離婚を進めるためか、慰謝料の請求のためか。目的によって、必要な証拠の重さが変わります。

追加の費用をかける前に、目的と照らし合わせます

証拠の重ね方という考え方

1回の決定的な場面だけでなく、複数回の記録を積み重ねることで、証拠としての説得力が増すことがあります。1回で終わらせようとせず、重ねる視点も持ってください。

弁護士に相談する際も、1枚の写真より、日付の違う複数の記録がある方が、状況を説明しやすくなります。

追加調査は、最初の調査よりも狙いが絞られている分、日数は短くなることが多いです。ただし、対象者が警戒を強めている場合は、逆に慎重な進め方が必要になります。

追加調査を急がないという判断

感情的になっている状態で、すぐに追加を決めるのはおすすめしません。一度、時間を置いてから、本当に必要かどうかを考え直してみてください。

数日経っても必要だと感じるなら、その時にあらためてご相談ください。落ち着いた状態での判断のほうが、後悔が少なくなります。

証拠が弱いと言われたときの受け止め方

弁護士から「証拠として弱い」と言われると、落ち込んでしまう方もいます。弱いというのは、今の材料では、という意味であって、調査そのものが無駄だったわけではありません。

そこからどう補うかを一緒に考えることが、次の一歩になります。

足りない部分が具体的に分かれば、次の調査で狙う場面もはっきりします。前の調査があったからこそ、次の精度が上がるという面もあります。

記録の見せ方を工夫する

同じ内容でも、まとめ方によって伝わりやすさは変わります。時系列に沿って整理し直すだけで、弁護士にも状況が伝わりやすくなることがあります。

追加調査をするかどうかの前に、まず今ある記録の整理から始めるという選択肢もあります。

弁護士に相談する前に、こちらで記録を整理してお渡しすることもできます。読みやすい形に整えるだけでも、次の判断がしやすくなります。

整理された記録があると、弁護士との相談時間も短く済み、結果的に費用の節約にもつながります。

費用と、得られるものを比べて、追加しないという判断も十分にあります。今ある報告書で、次の段階に進めるかどうかを、まず確認してください。弁護士に相談すれば、今の材料で足りるかどうかの見立てがもらえます。

よくあるご質問

追加調査は、前回より費用が安くなりますか。

単価は変わりません。ただし、狙う場面が絞れている分、日数が短く済むことはあります。まずは前回の記録を見せてください。

前回と同じ調査員にお願いできますか。

ご希望があれば調整します。状況を知っている調査員が続けるほうが、進めやすい場合もありますが、視点を変えたほうがいい場合もあります。

追加すべきかどうか、相談だけでもできますか。

できます。報告書を見せていただき、目的と照らし合わせて、追加が必要かどうかを一緒に確認します。

調べると決めていなくて、構いません。

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