
電話の対応がよいことと、任せられる事務所であることは、別の話です。会って確かめる意味を書きます。
電話一本で、契約まで進めようとする事業者があります。急いでいる依頼主の心理につけこむような進め方には、注意が必要です。
対応が丁寧で、話しやすいことは、もちろん良いことです。ただ、それだけで決めてしまうのは、少し危険です。声の印象と、実際の対応力は、別のものだからです。
声だけでは分からないこと
電話では、事務所が実在するのか、どんな人が調査するのかが見えません。名前と電話番号だけで、契約を進めることもできてしまいます。
声の印象がよくても、実態が伴っているかどうかは、別に確かめる必要があります。丁寧な対応と、実際の調査力は、必ずしも一致しません。
会うことで見えるもの
事務所を訪ねる、あるいはビデオ通話で顔を見て話す。それだけで、分かることが増えます。表情や部屋の様子からも、伝わる情報があります。

資料の見せ方、質問への答え方、契約書の説明の仕方。これらは、会って初めて確認できます。その場で質問を重ねられるかどうかも、大事な違いです。
急いでいる時期ほど、この手間を省きたくなります。ただ、ここを省くと、あとで後悔につながりやすいです。
遠方の場合はどうするか
遠方にお住まいで、事務所まで来るのが難しい方もいらっしゃいます。無理に来ていただく必要はありません。
その場合は、ビデオ通話でも構いません。大事なのは、対面かどうかより、顔と資料を見て確認できるかどうかです。画面越しでも、確認できることは十分にあります。
画面越しでも、事務所の様子や、担当者の説明の仕方は伝わります。移動の負担をかけずに、同じだけの安心材料を得ることができます。
電話だけを勧める事業者への注意
「電話だけで完結します」と、会うことを避けたがる事業者には、注意してください。便利さを強調する言葉の裏に、理由が隠れていることもあります。
会わない理由が、事務所の実態に関わることもあります。会うことを提案して、断られたら、それも判断材料にしてください。
契約前に確認すること
会って話すときは、見積書の内訳、報告書の見本、連絡方法の3つを、確認してください。この3つがそろっていれば、大きな不安は減らせます。
この3つがその場で説明できない場合は、契約を急がず、一度持ち帰って検討することをお勧めします。
見学だけでもいいと伝える
契約する前提でなくても、事務所を見学したいという申し出は、私のところでは歓迎しています。契約を急がせるようなことはしません。
見学の際に、無理に契約を勧められるようであれば、その場では返事をせず、一度持ち帰ってください。その場で即決を迫る事業者には、注意が必要です。
落ち着いて比較検討する時間を持つことも、後悔しない選び方の一つです。
口コミより自分の目で
インターネットの口コミを参考にする方も多いですが、口コミだけを頼りに決めるのはお勧めしません。
実際に会って話したときの印象のほうが、口コミよりも確かな判断材料になります。
口コミはあくまで参考程度にとどめ、最終的な判断はご自身の目で確かめてから下してください。
契約書のひな形を、事前にメールなどで送ってもらうことも可能です。会う前に目を通しておけば、当日の話がより具体的になります。
事前に資料を見られるかどうかも、対応の丁寧さを測る一つの目安になります。
不明な用語があれば、当日にまとめて質問できるよう、メモしておくと話がスムーズです。
会う場所は、こちらの事務所でなくても構いません。ご希望があれば、公共の場所での面談も調整できます。
迷ったときは、一人で決めず、周囲の意見も聞きながら判断してください。
よくあるご質問
電話だけでは、契約してもらえませんか。
お断りはしませんが、一度は会うか、画面越しでお話しすることをお勧めしています。そのほうが、双方にとって安心して進められます。
遠方に住んでいますが、対面でなくても大丈夫ですか。
ビデオ通話でも対応できます。資料を画面共有しながら、丁寧にご説明しますので、遠方でも問題ありません。
会って話す時間は、どのくらいかかりますか。
内容によりますが、30分から1時間程度をいただくことが多いです。ご都合に合わせて、時間や方法を調整します。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。