
複数の見積もりを取るのは、失礼ではありません。断り方の具体例まで書きます。
複数の事務所から見積もりを取ることを、相見積りと言います。
探偵事務所を選ぶときも、遠慮なく行っていただいて構いません。むしろ、内容を比べるためには必要な手順です。1社だけで決めるより、判断の材料が増えます。
高い買い物をするときに、他の店を見て回るのと同じことです。探偵事務所だからといって、特別に遠慮する必要はありません。
見積もりを比べることは、事務所への不信感の表れではありません。冷静に選ぶための、ごく普通の手順です。相見積りを取ることを、悪いことだと考える必要はまったくありません。
まず、同じ条件で聞く
相見積りを取るときは、各事務所に同じ条件を伝えてください。
調査したい日数、時間帯、対象者の行動パターン。条件がそろっていないと、金額を並べても、正しい比較になりません。同じメモを、各事務所にそのまま伝えると聞きやすくなります。
メモを作っておくと、電話やメールで説明するときも、伝え忘れが減ります。毎回同じ言葉で聞けることも、比較を正確にする助けになります。
条件を統一しておくと、あとで金額の差が出たときに、理由を聞きやすくなります。口頭だけでなく、メモの形で残しておくと安心です。
聞いておきたいこと
見積もりを聞くときは、次の点も併せて確認してください。
・上限額があるか
・延長する場合の単価
・報告書の見本を見せてもらえるか
金額だけでなく、この3つがそろっているかで、事務所の姿勢が見えてきます。質問への答え方も、あわせて見ておいてください。即答できない項目があるかどうかも、判断材料になります。
追加費用が発生する条件についても、あらかじめ聞いておくと、想定外の請求を防ぐことにつながります。見積書に有効期限や担当者名が書かれているかどうかも、確認しておくといい点です。

断るときの一言
見積もりを聞いたあと、実際には断ることになる事務所のほうが多くなります。
断るのは、失礼ではありません。「他をあたってみます」「今回は見送ります」。この一言で十分です。理由を細かく説明する必要はありません。
メールでの断りも、電話と同じくらい丁寧なものとして受け取られます。形式にこだわらず、伝えやすい方法を選んでください。
感謝の言葉を一言添えるだけで、十分に丁寧な断り方になります。断りの連絡は、後回しにせず、早めに伝えていただくほうが、お互いに気持ちがいいものです。
引き止められたときは
断ったときに、強く引き止められることがあります。
「今なら」「今日だけ」という言葉が出てきたら、少し立ち止まってください。本当に条件が良いなら、日をおいても変わらないはずです。その場の空気に流されないようにしてください。電話を切ってから考えるだけでも、判断は変わります。
私のところに聞かれたとき
私のところにも、相見積りの一つとしてお声がけいただくことがあります。
他と比べていただいて、まったく構いません。比べた上で選ばれなかったとしても、それは正しい判断だったということです。無理に選んでいただく必要はありません。
見積もりの内容についても、遠慮なく質問していただいて構いません。答えられる範囲で、誠実にお伝えします。
見積もりを取ったこと自体を、負担に感じる必要はありません。判断のための材料が一つ増えた、というだけのことです。
よくあるご質問
相見積りを取っていると伝えると、印象が悪くなりませんか。
そのようなことはありません。むしろ、慎重に検討されている方だと受け止めています。堂々と伝えていただいて構いません。
何社くらいから見積もりを取ればいいですか。
2〜3社で十分です。数を増やすことよりも、条件をそろえて聞くことのほうが大事だとお考えください。あまり多いと、比較そのものが大変になってしまいます。
断るときに理由を聞かれたら、どう答えればいいですか。
「他を検討します」で十分です。詳しい理由まで話す必要はなく、簡潔に伝えていただいて構いません。それ以上を求められることは、まずありません。無理に理由を作る必要もありません。押されても、繰り返し伝えれば十分です。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。