
体が先に参ることがあります。調べることより先に、眠ることを優先していい話です。
疑い始めてから、眠れなくなったという方が少なくありません。
布団に入ると、考えたくないことばかり考えてしまう。
眠れないことそのものが、次の不安を連れてきます。
まず、眠ることを優先していい
調べることより先に、眠ることを優先してください。
眠れていない頭で下す判断は、あとで後悔しやすいものになります。

眠れなくなったことを、弱さのように感じてしまう方もいます。
そう感じる必要はありません。大きな不安を抱えれば、誰でも眠りは浅くなります。体の自然な反応です。
「この時間だけ考える」と決めて、あとは考えないようにする方法があります。
うまくいかないこともありますが、試す価値はあります。
夜の10分だけ書き出して、あとは閉じる。それだけでも違います。
食事や運動も、少し意識する
眠れない時期は、食事が偏りがちになります。
軽い散歩程度の運動でも、眠りの質に影響することがあります。無理のない範囲で、体を動かす時間を作ってみてください。
友人でも、家族でも、専門の相談窓口でも構いません。
ひとりで抱えている時間が長いほど、眠りは戻りにくくなります。
私のところでの相談も、話すだけで終わって構いません。
夜中にスマホを開いて、相手の様子を確かめようとするのはやめてください。
夜中に見つけたものほど、大きく見えてしまいます。朝になってから、もう一度見てください。
体調に出ているときは
眠れない状態が2週間、3週間と続いているようであれば、心療内科や睡眠外来を先に頼ってください。
調査は、いつでも始められます。眠れない体を先に治すことのほうが、優先です。
調べるかどうかは、いま決めなくて構いません。
眠れるようになってから、あらためて考えても遅くありません。体調が戻ると、見え方も変わってきます。
寝る前にスマホの画面を見る時間を減らすだけでも、眠りやすさが変わることがあります。
照明を落とす、同じ時間に布団に入る。小さな習慣の積み重ねが、意外と効くことがあります。
眠れた日と眠れなかった日を、簡単にでも記録しておくと、何が影響しているのかが見えてくることがあります。
考え事をした日、誰かと話した日、体を動かした日。比べてみると、傾向が分かることがあります。
一人で抱えなくていい理由
不安を一人で抱え続けると、考えが同じところをぐるぐる回るようになります。
誰かに話すことで、考えが整理され、眠りに向かいやすくなることがあります。
温かい飲み物、静かな音楽、軽い読書。眠りにつきやすくなる工夫は人によって違います。
これまで自分に合っていた方法があれば、思い出して試してみてください。新しい方法を無理に探す必要はありません。
ずっと同じ状態が続くわけではありません。少しずつ眠れる夜が増えていくことのほうが多いです。
いま眠れない夜が続いていても、それがずっと続くとは限らないと、覚えておいてください。
眠れない理由は、ひとつとは限らない
疑いだけでなく、仕事や体調など、複数の理由が重なって眠れなくなることもあります。
原因をひとつに決めつけず、思い当たることを広く挙げてみてください。
夕方以降のカフェインは、眠りに影響しやすいと言われています。
普段の習慣を見直すだけでも、変化を感じる方がいます。
眠れないことについては、私のところ以外にも、地域の保健センターなど、話せる窓口があります。
どこに相談しても構いません。まず一歩を踏み出すことが、いちばん大事です。
眠れる日を、記録しておく
眠れた日があったら、その日に何をしていたかも、あわせて書いておいてください。
眠れた条件が分かれば、意識して再現できることがあります。
眠れない夜がつらいのは当然のことです。無理に前向きになろうとしなくても構いません。
よくあるご質問
眠れないまま相談に来てもいいですか。
構いません。整理のために話すだけでも、少し楽になる方は多いです。無理に結論を出す必要はありません。
調べないと、ずっと眠れない気がします。
調べたら眠れるとは限りません。まず眠れる状態を取り戻すことを、優先してください。順番を間違えないことが大事です。
夜中しか考える時間がありません。
書き出す時間を決めて、それ以外は考えないようにする方法があります。うまくいかない日があっても、責めないでください。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。