
ひとりになることへの怖さは、めずらしいものではありません。段階を分けて考える方法を書きます。
「ひとりになるのが怖いんです」。率直に、そう話してくださる方がいます。長く連れ添った相手であるほど、その言葉には重みがあります。
その怖さは、めずらしいものではありません。長く一緒に過ごした相手であればあるほど、自然な感情です。誰にでも起こり得ることだと、まずお伝えしています。
怖さの正体
怖さの中身は、人によって違います。経済的な不安、周囲の目、静かな部屋で過ごす時間そのもの。それぞれ、感じ方も重さも異なります。
どれが一番大きいのかを、まず自分の中で分けてみてください。漠然とした怖さより、扱いやすくなります。名前をつけるだけで、少し落ち着くこともあります。

いま決めなくていいこと
離婚するかどうかを、いま結論づける必要はありません。時間をかけて考えることは、悪いことではありません。
調査も、離婚を前提にしなくても依頼できます。まず事実を知る、というだけの目的でも構いません。結論を急がなくても、事実を確かめることはできます。
段階を分けて考える
直近のこと、数か月先のこと、その先の生活。この3つに分けて考えると、少し整理されます。同時に考えると、頭の中が混雑してしまいます。
直近であれば、安全な場所の確保や、生活費の見通し。数か月先であれば、住まいや仕事のこと。すべてを同時に考える必要はありません。
その先の生活は、まだ考えなくていい段階かもしれません。順番に、目の前のことから片付けてください。
話す相手を持つこと
ひとりで抱え込むと、怖さは大きくなりがちです。誰かに話すだけで、輪郭がはっきりすることがあります。
家族や友人に話しにくいことは、私のところでも聞かせていただけます。調査を前提にしない相談も、珍しくありません。
話すことで、怖さの正体が少し輪郭を持ち始めることがあります。漠然としていたものが、言葉になるだけで扱いやすくなります。
私からお伝えしたいこと
怖いという気持ちのまま、無理に前へ進む必要はありません。気持ちが追いついていない状態での決断は、あとで揺り戻しが来やすいです。
気持ちの整理がついてから動く方も多くいらっしゃいます。急かすようなことは、私からは申しません。ご自身のペースを、大切にしてください。
怖さは、なくならなくていい
怖さが完全になくなってから動こうとすると、いつまでも動けなくなることがあります。
怖さを抱えたまま、少しずつ進んでいく方が、実際には多いです。怖さがなくなるのを待つ必要はありません。
小さな一歩を踏み出すたびに、怖さの大きさが少しずつ変わっていくことを、これまで何度も見てきました。
周りに頼ることも選択肢
すべてを一人で抱えようとしなくても構いません。頼れる相手がいるなら、頼ってみることも一つの選択肢です。
頼ることは、弱さではありません。むしろ、自分の状態を正しく把握している証拠だと考えています。
頼る相手がいない場合も、私のところで話を聞くことができます。一人で抱え込む必要はありません。
季節の変わり目や、記念日の前後は、気持ちが揺れやすい時期だと言われています。そういう時期に大きな決断を急ぐ必要はありません。
心が落ち着いているときに、あらためて考え直してみるのも一つの方法です。
揺れる気持ちそのものを、否定する必要はありません。波があるのが自然なことだと、まず受け止めてください。
ゆっくり考える時間を持つことも、立派な進み方の一つです。周りの速さに合わせる必要はありません。
焦らず、少しずつで大丈夫です。
よくあるご質問
離婚するかどうか決まっていなくても相談できますか。
もちろんです。決まっていない段階のご相談のほうが、実は多いです。方向性を決めるための相談として、活用していただいて構いません。
ひとりになるのが怖くて、なかなか動けません。
無理に動く必要はありません。気持ちの整理がつくまで、時間をかけていただいて構いません。焦る必要はどこにもありません。
誰にも話せずにいます。話を聞いてもらうだけでもいいですか。
それで十分です。調査に進むかどうかは、そのあとで決めていただければと思います。話すことから始めても構いません。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。