
調査より先に、無料で相談できる場所があります。滋賀県内の窓口を、分かる範囲で整理しておきます。
「調査をお願いする前に、どこかに相談だけでもできませんか」。こういうお尋ねをいただくことがあります。もちろんあります。しかも、無料で話せる窓口です。
費用や結果を心配する前に、まず今の状況を言葉にしてみたい。そう感じている方は、思っている以上に多くいらっしゃいます。
調査の前に、話せる場所がある
探偵への依頼は、費用もかかりますし、気持ちの整理がついていないまま進めるものではありません。まずは、行政の相談窓口を使うという選択肢を知っておいてください。
お金をかけずに、今の状況を言葉にしてみる。それだけでも、次に何をすべきかが見えてくることがあります。話すことで気持ちの整理がつくこともあります。調査が必要かどうかの判断は、そのあとで構いません。
相談員は、話を聞いて終わりにはしません。今後の選択肢や、利用できる制度についても、一緒に考えてくれます。
窓口はいくつかに分かれている
滋賀県内には、いくつかの種類の相談窓口があります。お住まいの市や町の相談窓口、県が設けている女性のための相談窓口、警察の相談専用の窓口、法律の問題であれば法テラスです。
どこも無料で、話した内容が外に漏れる心配もありません。DVや暴力の心配がある場合は、警察や県の窓口を先に使ってください。身の安全にかかわる話は、調査より前に優先されるべきことです。緊急性が高いと伝われば、優先して対応してもらえる体制が整っています。
相談は一度で終わらせなくても構いません。同じ窓口に、期間をおいて何度も相談している方もいます。状況が変わるたびに、そのときの気持ちを伝え直すだけで十分です。

正確な連絡先は、時期によって変わることがあります。滋賀県や、お住まいの市町のホームページで、最新の窓口名と連絡先を確認してから連絡することをおすすめします。電話がつながりにくい時間帯もあるので、つながらなくても時間を変えてかけ直してみてください。

電話をかける前に、話したい内容を3つくらいに絞っておくと、伝えやすくなります。長い経緯を全部話そうとしなくても構いません。メモを用意してから電話すると、緊張していても言葉に詰まりにくくなります。平日の日中に電話しづらい場合は、時間帯によって対応してくれる窓口もあります。事前に受付時間を確認しておくと安心です。
電話のあとに残す一言
窓口を利用したときは、簡単な記録を残しておくと、あとで役に立ちます。
・9月2日(水曜)10時、県の窓口に電話。次の予約は9月9日
・9月9日(水曜)14時、面談。担当者から資料を受け取る
・10月14日(水曜)14時、二回目の面談
誰と、いつ話したかが分かっていると、次に相談するときの説明が早くなります。感想はいらず、日時と担当者名、次の予定だけで十分です。同じ窓口に何度も相談する場合、前回の担当者名を控えておくと、話が早く進みます。
窓口と私、できることの違い
窓口の情報を整理したり、調査に進むかどうかを一緒に考えたりすることはできます。相談窓口と調査を、両方使っていただいて構いません。窓口とのやり取りで分からないことがあれば、私のところでも一緒に整理できます。窓口で受け取った資料は、捨てずに保管しておくと、あとで見返すときに役立ちます。
できないこともお伝えしておきます。通話履歴や、口座の入出金を確認することは、窓口でも私のところでも扱えません。
相手に直接連絡を取り、話をまとめることも、私にできる役割の外にあります。弁護士法72条により、交渉ごとは弁護士が担う分野です。戸籍謄本や住民票の取得についても、代行はできませんので、あらかじめご承知おきください。
よくあるご質問
相談窓口を使うと、記録が残って相手に知られますか。
相談内容が本人の同意なく相手に伝わることは、通常ありません。ただし詳しい取り扱いは窓口ごとに異なるので、電話の際に確認しておくと安心です。
探偵に相談する前に、窓口に行ったほうがいいですか。
順番はどちらでも構いません。身の安全にかかわる心配があるなら、窓口や警察を先にしてください。調査が必要かどうかは、そのあとで考えても遅くありません。
窓口では、どこまで具体的に話せばいいですか。
話せる範囲で構いません。うまく整理できていなくても、窓口の担当者が質問しながら聞き取ってくれます。無理に準備をする必要はなく、思いつくままで大丈夫です。時間をかけて、少しずつ話す形でも問題ありません。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。