
離婚調停は家庭裁判所で行います。滋賀県内でどこが窓口になるか、大まかな考え方を書きます。
離婚の調停を考えたとき、「どこに申し立てればいいのか」という質問をいただくことがあります。手続きの入り口が分からないと、それだけで足が止まってしまいます。
滋賀県内の家事調停は、大津家庭裁判所が本庁として扱っています。ここに、彦根支部という出先があります。長浜からは、彦根のほうが近い分、通いやすさが変わってきます。
管轄の考え方
家事調停は、原則として相手方の住所地を管轄する家庭裁判所に申し立てます。自分の住所地ではないという点は、意外と知られていません。
長浜市を含む湖北・湖東エリアにお住まいの相手方であれば、彦根支部が窓口になることが多いです。地域によって窓口が変わるという仕組みを、まず知っておいてください。

正確な管轄は、住所地の市区町村によって細かく分かれます。迷う場合は、裁判所に直接確認するか、弁護士に聞くのが確実です。自己判断で申し立て先を決めるのは、避けたほうがよいです。
支部でできること
彦根支部でも、調停や審判の手続きは本庁と同じように進められます。手続きの内容そのものに、差はありません。
遠方まで出向く必要がない分、通う負担が減ることは、大きな利点です。調停は一度で終わらないことも多いため、通いやすさは軽視できません。
調査結果の使われ方
私のところで作成した報告書は、調停や裁判の場に提出されることがあります。滋賀県内のどちらの窓口であっても、扱いは同じです。
どちらの窓口に提出する場合でも、報告書に求められる内容は変わりません。日時・場所・行動が、明確に書かれていることが基準です。
提出先が本庁か支部かで、書式を変える必要はないとお考えください。読む側が知りたいことは、どこであっても共通しています。
相談先に迷ったとき
「まず、どこに相談すればいいのか分からない」という声もよく聞きます。窓口が複数あることが、かえって迷いを生んでいるようです。
弁護士への相談が先でも、調査の相談が先でも、どちらでも構いません。状況に応じて、必要な順番をご案内します。
私からも、必要に応じて弁護士をご紹介できる場合があります。地域の事情に詳しい弁護士との連携も、大切にしています。
長浜からの距離感
長浜市から彦根支部までは、車で30分から40分ほどの距離です。電車でも、乗り換えを含めて1時間はかからない範囲です。
大津本庁まで出向くとなると、片道1時間以上かかることもあります。この差は、何度も足を運ぶことになる調停では、決して小さくありません。
仕事や家事の合間に通うことを考えると、近い窓口があることは、精神的な負担の軽減にもつながります。
調停以外の相談窓口
裁判所以外にも、市区町村の相談窓口や、法テラスといった公的な相談先があります。まずは無料で相談できる窓口を利用する方法もあります。
いきなり裁判所に申し立てる前に、こうした窓口で情報を整理しておくのも一つの方法です。
どの窓口を選ぶべきか迷う場合は、私からも状況に応じてご案内しています。
裁判所の窓口は、平日の日中しか開いていません。仕事をされている方にとっては、時間の調整も課題になります。
相談の予約や、必要書類の準備を早めに進めておくと、実際に窓口に行く回数を減らせます。
休みを取りにくい方には、平日の早い時間や、昼休みを使った相談方法もご案内できます。
相談に来られる際は、分かる範囲の情報を整理してきていただくだけで十分です。細かい書類がそろっていなくても、まずはお話を伺います。
よくあるご質問
長浜市在住なら、必ず彦根支部になりますか。
多くの場合はそうなりますが、相手方の住所地によって変わることがあります。正確なところは裁判所にご確認いただくのが確実です。
調停には何回くらい通うことになりますか。
案件によって異なります。1回で済むこともあれば、数回にわたることもあります。争点の多さによって、回数は変わってきます。
調査の報告書は、調停に間に合うように準備できますか。
調停の期日から逆算してご依頼いただければ、間に合うよう進めます。早めのご相談をお勧めしています。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。