
「何時間で足りますか」とよく聞かれます。答え方の考え方を書きます。
見積もりのご相談で、最初によく聞かれるのがこれです。「何時間で足りますか」。答えは、状況によって変わります。ただ、考え方の基準はありますので、順に書きます。金額を先に決めてから内容を合わせるより、必要な時間から金額が決まる、という順番で考えてください。この順番を逆にすると、必要な調査が削られてしまうことがあります。
費用と時間の目安
調査時間は、1時間25,000円(税込・調査員2名・3時間から)を基準にしています。この単価は、時間帯や曜日によって変わることはありません。
3時間なら75,000円、6時間なら150,000円が目安になります。「一式」という表記だけの見積もりでは、何時間分なのかが分からず、比較のしようがありません。時間単価が明記されていれば、他の事業者とも比べやすくなります。分かりやすい料金体系であるほど、信頼できる目安になります。
時間を左右する3つの要素
見積もりを出すとき、次の3つを見ています。順に確認していくと、必要な時間が具体的に見えてきます。
- 行き先の予測精度(生活パターンがどこまで読めているか)
- 移動距離(車での移動が多いか、徒歩の範囲で収まるか)
- 対象の人数(追う相手が1人か、2人以上になり得るか)
この3つがはっきりしているほど、必要な時間を絞り込めます。手がかりが少ない段階では、短い時間で様子を見てから、必要な時間を見直す進め方もできます。逆に3つともはっきりしていれば、初回から長めの時間で組むこともできます。3つのうちどれか1つでも読み違えると、見積もりの精度は大きく下がります。

長時間より、複数日に分ける考え方
1日を長く張るより、疑わしい曜日や時間帯に絞って複数日に分けたほうが、的中率が上がることが多いです。1日10時間を1回より、3時間を3回に分けたほうが、無駄な待ち時間が減ることがあります。曜日ごとの生活パターンにばらつきがある方ほど、分けて組む効果が出やすいです。分けて組むことで、途中経過を見ながら方針を調整できる利点もあります。
現場で動きが出た場合、その場で延長できる体制かどうかも確認しておいてください。延長の可否と、その場合の単価が事前に決まっているか。ここが曖昧だと、あとで金額の話でもめます。延長の判断は現場の調査員が単独で決めず、必ず事前の取り決めに沿って行います。延長するかどうかの連絡は、契約者ご本人にのみ行います。

3か月分あれば、十分です
ご自身で記録した帰宅時間や外出のパターンがあると、絞り込みの精度が上がり、時間も費用も抑えやすくなります。曜日ごとに帰宅時間をまとめておくだけでも、見積もりの精度は大きく変わります。1週間分でも記録があれば、傾向をつかむには十分です。
・9月1日(火)帰宅19時20分
・9月3日(木)帰宅23時10分。理由は「会食」
・9月8日(火)休日、外出先の連絡なし。帰宅は夕方
境目はどこにあるか
見積もりの段階でできるのは、いただいた記録をもとに必要な時間を試算することです。記録が詳しいほど、試算の精度も上がります。試算はあくまで目安であり、現場の状況次第で見直すこともあります。
できないのは、記録が何もない状態で正確な時間数を断定することです。その場合は、まず短い時間で様子を見る提案をします。断定的な時間数を最初から示す業者には、根拠を尋ねてみてください。
よくあるご質問
3時間未満で頼むことはできませんか。
移動や準備の時間を考えると、3時間を最小の単位としています。短時間で確認したい場合は、内容によってできる範囲をご提案しますので、まずご相談ください。
途中で時間が足りなくなったら、どうなりますか。
その場で延長の可否をお伝えします。延長する場合の単価は契約時にあらかじめ決めておきますので、その場で慌てることはありません。事前の取り決めが安心につながります。
時間が余ったら、返金されますか。
契約内容によります。時間単位の契約であれば、使わなかった時間分の扱いを、契約前にあらかじめ取り決めておきます。曖昧なまま契約しないことが大切です。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。