
調査で撮った写真を、どう渡してもらい、どう保管するか。共有の端末に残さないなど、決めておきたいことを書きます。
調査で撮った写真を、どう渡すか。渡された後、どう保管するか。ここで悩まれる方は少なくありません。
意外と後回しにされがちですが、受け渡しの方法は、契約前に決めておくべき項目です。今日は、その具体的な考え方を書きます。
共有の端末には残さない
家族と共有しているパソコンやタブレットに、そのまま保存するのは避けてください。
クラウドの写真アプリも、同じ端末でログインしたままになっていると、意図せず見られることがあります。専用の場所を、先に用意しておいてください。
職場のパソコンに保存するという方もいますが、業務用の端末は会社の管理下にあることが多く、おすすめできません。個人の管理が及ぶ場所を選んでください。

渡し方の選択肢
渡し方には、いくつかの方法があります。
- USBメモリなどの記録媒体で手渡し
- 紙に印刷した報告書と写真
- 期限付きのデータ共有(パスワード付き)
どれが良いかは、その後の使い道によります。弁護士に提出する予定があるなら、紙の報告書は必ず用意しておいたほうがいいです。
複数の方法を組み合わせることもできます。データはご自身の保管用に、紙は弁護士への提出用に、といった分け方です。
保管場所も、事前に考えておく
受け取った後、どこに保管するかも重要です。
自宅に置くと、配偶者の目に触れる可能性があります。職場のロッカーや、実家など、別の場所を候補にしておくと安心です。
信頼できる家族や友人に一時的に預けるという方法もあります。誰に預けるかも、あらかじめ決めておくと迷いません。

データを消すタイミング
手続きが終わったあと、データをいつまで持っておくか、いつ消すかも考えておいてください。
慰謝料の請求や裁判に発展する場合は、想定より長く必要になることがあります。判断に迷う場合は、消さずに保管しておくほうが無難です。
スマホの写真アプリの自動バックアップ設定も、見落とされがちな注意点です。気づかないうちに、別の端末と同期されていることがあります。
受け取ったデータのファイル名や整理の仕方も、あとで見返すときの分かりやすさに関わります。日付ごとにまとめておくと、あとで探しやすくなります。
預かりを希望される場合は、必要なときにすぐ取り出せる方法もあわせてご案内しています。緊急に必要になった場合の連絡方法も、決めておくと安心です。
紙の報告書を郵送で受け取る場合、封筒の差出人表記や宛名の書き方も、事前に相談しておくと安心です。屋号を書かない封筒を使うなど、配慮できる部分があります。
家族に見つかりたくない場合は、勤務先や実家など、自宅以外の住所を受け取り先に指定することもできます。ご希望があれば、柔軟に対応いたします。
万が一データを紛失してしまった場合の再発行についても、契約の際に確認しておくと、いざというときに慌てずに済みます。
クラウドストレージを利用する場合は、二段階認証を設定しておくことをおすすめします。パスワードだけでは、突破されるリスクが残ります。
古いデータをいつまでも端末に残しておくと、機種変更の際に意図せず引き継がれてしまうこともあります。整理のタイミングも決めておいてください。
紙とデータ、両方を用意しておくと、片方が使えなくなった場合の備えにもなります。二重に残しておくことは、決して無駄ではありません。
保管や受け渡しの方法に迷ったときは、遠慮なく相談してください。ご事情に合わせて、いくつかの案を組み合わせてご提案しています。
こうした準備は、調査を始める前に済ませておくほど、あとの安心感が変わってきます。
よくあるご質問
データはどのくらいの期間、預かってもらえますか。
ご希望の期間、お預かりする対応もしています。期間や条件は、契約の際にご相談ください。
紙の報告書とデータ、両方もらえますか。
どちらもお渡しできます。必要な分だけをお選びいただいても構いません。
パスワード付きのデータ共有は、どのくらい安全ですか。
一定の安全性はありますが、パスワードの管理は受け取る側の責任になります。管理方法もあわせてご案内します。
相談だけで終わって、大丈夫です。話を聞いた私が、そのまま夜の現場に出ます。
お電話は9時から21時まで受け付けています。最初の一言は「相談したい」だけで構いません。